17人の男達？

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怪我することなく1日目が終了




バクステなども終え誰もいなくなったステージへと向かった




｢今日も楽しかったなー。
この景色もあと1回か…"俺"でいるのも1回か…｣




明日が終わればもうこの姿でステージに立つことはない




明日で最後…




不安や緊張いろんな思いが交差してる




｢…怖いなやっぱり｣




？｢なにが怖いの｣




｢樹さん…｣





いつからいたのかわからないけど樹さんがいた




樹｢見渡してもいないと思ったらここにいたとはね。
なにしてたの？｣




｢眺めてました、この姿で見る最後の景色を。｣




樹｢明日、言うんだもんね｣




｢はい、やっぱ怖いですね。
過去のこともそうだしこれからのことも｣




また"男のほうがいい" "男装してよ"そう言われるんじゃないか




女子だってわかってファンが離れてくの、メンバーに迷惑がかかるの、嫌がらせされるんじゃないか




そう思うとやっぱり怖い




｢みんなの反応が怖いです。｣




泣きながらそう言ってた私




樹｢Aには俺らTHE RAMPAGEって仲間がいる。
迷惑だってかけて欲しい、嫌がらせされてもいい。


怖いのは当たり前。俺がAの立場だったとしても怖い。でも大丈夫、みんなの反応がどうであれ俺らはAらしくいられるのを望んでるから。


きっとファンの方も受け入れてくれるだから大丈夫｣




｢樹さん…｣




樹｢泣くなよ笑｣




そう言って私の頭をぐしゃぐしゃにして笑う樹さん




｢髪の毛崩れるじゃないですかー！笑｣




樹｢ははっ、ごめんごめん笑
やっぱ笑顔の方がAらしいよ｣




そう言って歩き出した樹さんの後を追いかける




不安で怖くて仕方なかったけど




樹さんのおかげで楽になった




気づかれないような声で




ありがとう




そう呟いて2人で楽屋へ戻った

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