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fk「＿＿なるほどねぇ、意訳すれば『芸能活動を辞めなきゃ殺す』ってところか。」
阿部くんに渡した封筒の中身を読み終えた眼鏡の黒髪男性、改め深澤くんは考え込むように呟く。
sk「でも『表立っていい存在じゃない』ってどういうこと？めめスタイルいいしカッコいいのに。嫉妬？」
金髪さん改め佐久間くんは俺の肩に頭を預けながら言ってくる。
いや初対面なのに距離感バグってない？
kj「それなんよな。いかにもめめのこと知ってます！みたいな言い方しとる」
康二くんも康二くんでゼロ距離だし、周りも何とも言わないから俺の感覚が狂ってんのかななんて思い始めるけどそんなこと聞ける雰囲気ではない。
ab「目黒くんは犯人に心当たりない？」
mm「心当たり…、多分、高校時代の同級生じゃないかとは」
ab「なんでそう思ったの？」
mm「そ、れは」
言うにはどうも覚悟が必要で、俺に集まる視線を感じたくない余りに勝手に視線が手元に落ちる。
mm「＿＿俺のこと脅せるネタを持ってるのが、その人達なんです」
fk「目黒のことを脅す？」
俺が頷いてみても、その先は言葉が続かない。
本来の流れではここで詳細を話さなきゃいけないのも分かっているけれど、その後の想像する展開はきっと＿＿＿
dt「失礼、飲み物珈琲で良かった？」
佐久間くんの方から聞こえてきた声にそちらを向けば、気品だった男性が俺の前にコーヒーカップを置いてくれて。
mm「ありがとうございま、」
お礼がてら彼の方を向いたとき、左の瞳の色が異なっているのに気付く。
カラーコンタクトかとも考えたけど、コスプレをしている訳ではなさそうだし。
sk「あれ、涼太眼帯しなくていいの？」
dt「だって家の中じゃん。わざわざ隠す必要ないでしょ？」
佐久間くんにそう返した彼は俺が不思議そうに眺めているのに気付いたのか、笑いかけてくる。
dt「少し一般的な形から離れた能力者なだけだよ」
ごゆっくり、と彼はそのままキッチンに戻っていく。
その後ろ姿が見えなくなるまで眺めていると、
iw「だてさんだけじゃないからな、能力者なのは」
岩本くんの方を向くと、一瞬瞳が黄色く変わった。
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紗絢(プロフ) - 葉月さん» 葉月さん再びコメントありがとうございます！本Episodeも楽しんでいただけますよう頑張ります(^^) (2021年1月16日 22時) (
レス) id: 76dfa23ffd (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 移行おめでとうございます！これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年1月15日 22時) (レス) id: 5fa35a3299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗絢
| 作成日時：2021年1月15日 18時
