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深｢ちょ、ちょ、どうしたの｣
焦った深澤が佐久間に問いかけるが聞こえていないのか、佐久間は義城を睨みつけ薙刀を首筋にぴたりと当てたままだ。
ラ｢はぁ、はぁ…さくま、くん…｣
遅れてラウールが皆の元へやってきた。
？｢大介様…｣
渡｢おまっ！｣
そう、ラウールの後ろにいたのは、先程佐久間たちと戦っていたはずの長身の薙刀使いだった。
岩｢てめぇ、佐久間に何を吹き込んだ！｣
そう言って岩本が殴りかかろうとすると、
ラ｢岩本くん、待って！｣
ラウールが男の前に立ち塞がって止めた。
宮｢ラウール…？｣
ラ｢違うの、この人は敵じゃない｣
阿｢え…？｣
男が口を開こうとした時、佐久間が義城に対して呟いた。
佐｢美代って女、知ってるか…？｣
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作者名：さすけん | 作成日時：2020年6月2日 1時
