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episode_thirty-nine ページ39

隣でマクゴナガルとスネイプが握手をしている。スネイプは苦々しげな作り笑いをしていた

「そして、もう一つ。」

大広間の大きい扉が開く
皆がそこに注目する





立っていたのは_____クィレルだった。



大広間中がざわめいた。
恐怖と驚きと好奇心が混ざり合い、それをダンブルドアが制した

クィレルはつかつかと前へと進んで行く。
そしてダンブルドアの前に立つと、一つお辞儀をして皆の方を向いた。


「……私は、大きな罪を犯してしまいました。貴方達を危険に晒し、賢者の石を盗もうとした___ですが、どうか信じて欲しい。貴方達に危害を加えるつもりはなかった。しかし、結果的には___危険に晒す事になってしまった。」


クィレルは声を震わせながら言った


「操られていた私を、ある方は救ってくれた。私の心まで。」


「許してとは到底言えません。___しかし、どうか、どうか、ここに___ホグワーツに居させてはくれませんか。」



「私を……もう一度、信じてくれませんか____」



大広間は静かになっていた。
先程の歓声とは違い、静けさの波を打つ




すると、二人の生徒が呟いた。



「___俺たちは信じるぜ」



ウィーズリー双子だ。
いつにもなく真剣な顔でそう言っていた

そして、ぽつりぽつりと声が上がる。
どんどんクィレルを認める声が大きくなる
大広間は妙に暖かい。



「クィレル、これが皆の答えじゃよ。皆が君を信じておる。君はもう、このホグワーツの一人じゃ」







クィレルは泣き崩れた。



















「___起き___さい。_____起き_起きてください!」

耳元で大声がする。
目を開けると、クィレルがそこに居た。

「もう学を教える事は出来ないと思っていましたが___貴方を起こす事が仕事になるなんて聞いてませんよ!」

「あー、でも……一応、ポピーさんと一緒に医務室の仕事を手伝えって言われたじゃないですか。」

「何故貴方を起こす事が私の仕事に含まれているんだ、と言っているんです!!!」

クィレルは憤慨しながらAを見る。
Aは身体を起こしながら、少し距離を置き、眠そうに目を擦った。

「何か……すいません」

「ほんとですよ。一人で起きてください!」

クィレルはAを指さし、怒りながらそう言った。






「(……騒がしい人だな)」









──────────


後ちょっとで賢者の石編終わるぅ!
シリアスはまだちょっと先ぃ

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ベルモット - 初コメ?です。生徒目線が多いので教師目線の話が新鮮でした。大人の事情が含まれる出来事も勘付く年頃になって痛感することがあります。 (5月16日 14時) (レス) id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - フォールさん» ありがとうございます……✨✨そう言って貰えて嬉しいです!!(;´༎ຶٹ༎ຶ`)秘密の部屋編でもグダグダするとは思いますがこの作品をよろしくお願いします😊😊 (2023年1月24日 23時) (レス) id: 06c201b8c1 (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - 賢者の石編完結おめでとうございます!!感動的なストーリーやキャラたちとの絡みなどとても楽しく読めました!秘密の部屋編でも頑張ってください!!応援してます!!! (2023年1月23日 17時) (レス) @page41 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 塾から帰ってきて、覗いてみたら更新されていてめちゃくちゃ元気になりました(*≧∀≦*) (2023年1月14日 23時) (レス) @page36 id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 真昼さん» コメントありがとうございます(ᵒ̴̶̷ ᵒ̴̶̷ )✧‧˚応援してもらったのでめちゃくちゃ頑張りたいと思います(ง ˙-˙ )งこれからもこの小説をよろしくお願いします! (2023年1月14日 10時) (レス) id: 06c201b8c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とある緑の生徒。 x他1人 | 作成日時:2022年10月31日 18時

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