4.暗殺とマッハ20 ページ5
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『暗殺…ですか』
何処かのVIPでも殺すのだろうか。
でも、普通暗殺は殺し屋の仕事。
何故私達が…
そんなことを考えていると、悟ったのか首領が一つ咳払いをして説明した。
森「君達は、月が七割消し飛んだのは知っているかい?」
中貴「『はい』」
そう。最近月が七割消し飛んだ事がニュースで話題になっている。
なんでも、何処かの研究社の実験用モルモットが起こした異常反応によるものらしい。
私もあれからいくつか調べていたので大抵の事なら分かる。
その研究をしていたのは、非公式の研究組織。
そこの最高責任者が、有名バイオ企業の御曹司。
国際研究機関の主任研究員、
世間で天才科学者と呼ばれる
〔柳沢誇太郎〕
森「あれは、天才科学者と呼ばれる柳沢誇太郎…彼の反物質の生成のための実験に使用された、モルモットが起こした異常反応によるものだ」
『私も調べました。彼らのチームが唯一懸念していたのは、生物の老化による不具合…
細胞分裂が限界回数を超えたとき、反物資生成サイクルへの影響はどうなるのか…でしたよね?』
森「あぁ、流石首領補佐だね」
中也「…何話してんのか全然分かんねぇ」
『まあ、とにかく…何故私達二人がその任務を?
それに暗殺とは…他にモルモットでもいたというのですか?』
森「あぁ、そのモルモットは全身触手の超生物でね。最高時速マッハ20。
そして…来年の3月13日、
地球も月の同様爆破させるって宣戦布告したらしい。」
中貴「『…は?』」
首領の口から出た言葉は予想のはるか斜めをいっま。
それに地球も月同様爆破って…。
というか、それをどうやって殺せというんだ。
中也の異能力、汚れちまつた悲しみにで押さえつけるとか?
いや、多分それは難しい。
中也にだって出来る事と出来ないことの限度ってものがある。
森「それでだ、その生物は今…椚ケ丘中学校3-E組で担任として働いているのだよ」
中也「はぁぁぁ!?マッハ20の怪物が中学校の教師!?」
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怪盗MOON - 森さん!?エリスちゃんは貴方の○○○○○では!?!?問題とかどうとかないと思うんですが! (2019年8月23日 18時) (レス) id: 65388a60a4 (このIDを非表示/違反報告)
さあや - とても面白かったです!((o(^∇^)o))更新待ってます!!! (2019年8月20日 8時) (レス) id: 5217563c24 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽不死 - 更新しないんですか?皆さん待ってると思うんですけど。 (2019年7月15日 23時) (レス) id: 09dc11f253 (このIDを非表示/違反報告)
九ノ瀬(プロフ) - 3でちゃやかだざさんです! (2019年6月4日 17時) (レス) id: 89cc756c96 (このIDを非表示/違反報告)
れれれ - 1で中也か太宰落ちがいいです!! (2019年6月2日 9時) (レス) id: c8f2320a28 (このIDを非表示/違反報告)
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