光と闇の狭間で何想フ【文スト×暗殺教室】

１５.訓練だろうが殺す気で ページ16

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「ほら見ろよ」


「絶対あいつ俺らの事馬鹿にしてんだよ」
　
　
　
　
ああ、よく分かってるじゃあないか。
　

だって、君達のやっていることは暗殺じゃない。


ただのお遊戯。
　
　
君達は暗殺の意味を理解していない。
　

人を殺す事の意味に気付いていない。
　
　
そんな君達にはターゲットを殺すなんて夢のまた夢。
　
　
私は烏間さんの前まで微笑みながら近づく。
　
　
殺気は出さずに。
　

相手に悟られないように
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　「一瞬でも敵意を見せたら終わりだ」
　
　
　
　
　「自分自身にも悟られないように敵意を消せ」
　
　
　


そう私は教わった。
　
　
笑顔を絶やさず笑う


でも、その内側にあるのはこれでもかと言うほどの鋭く強い殺意。
　
　
訓練だろうが実戦だろうが、殺す気でやる。


じゃないとこっちが殺される。
　
　
彼は眉間にしわを寄せ、首を傾げた。
　
　
その瞬間倒れるかのように走り相手の懐に入る。
　

烏間さんは一瞬遅れたものの避け、私からナイフを奪おうとする。
　
　


『そんなんじゃ、私は殺せない』
　
　
　
　
隠し持っていた３本のナイフを投げた。


ナイフを多数使っては駄目なんてルールは聞いてない。
　

彼がそれに気をとられているうちに、私は彼の腕を掴む。
　
　
　
　
烏間「なっ！？」
　
　


そして地面を蹴り、高くジャンプし、烏間さんを地面にたたきつける。
　

そして、その上に馬乗りになった。
　


　
烏「っ！しまった！！」
　

『烏間先生、さようなら』
　
　
　
　
ﾁｮﾝ
　
　
　

烏間さんの首にナイフの先を触れさせる。
　

私の勝ちだ。
　
　
周りを見渡すと皆あっけらんとした顔のままこっちを見ていた。
　
　


烏間「(コレが…マフィアの実力。アレでも手加減したのだろう…)」




太宰さんは、お疲れ様〜と笑顔で手を振る。
　

国木田さんは流石だなと、褒めてくれた。
　
　
中也は苦笑いしていた。
　
　
その後中也も楽々と倒したのだけど。
　
　
　
　
一方で、さっき私達の陰口を言っていた人達は。
　
　
　

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