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ついに
初心者で素人 VS 湘北キャプテン
桜木花道 VS赤木剛憲
の試合が始まっていた。
ルールが分からない...。
どーゆー勝負なのこれは。話してて全くわからなかった。
A「どんな感じの形式なの、、？これ。」
茜「...ごめん。きいてなかった。」
流川「....」
A「...うーん」
と、悩んでいた3人。
そんなところに黒いリーゼントが見えた。
人混みの中だけど目立つのですぐ分かった。
確か桜木くんの周りの人。
...あの人しか話しかけられる人いないしなあ。
A「...2人共ちょっとまってて！」
人の間を通り抜けてその人の元へ駆け寄る。
どうやらあっちも私に気づいたようだった。
「お、綾瀬チャン..だっけ」
A「...そうです！あ、えっと、なまえ、」
申し訳なくなって言葉に詰まる。
「わりーわりー水戸洋平ってもんだ。でこっちが大楠、その髭が野間、でその丸みを帯びたやつが高宮」
ご丁寧に仲間達の紹介までしてくれた。
A「ほお...んで水戸くんに聞きたいことがあってきたんだけどね」
水戸「..ああ。なんだ？」
A「..これってどーゆールールの勝負なの？」
水戸「おーそれが結構簡単というか、単純で、キャプテンが10本シュートする前に花道が1本でも点入れられたら勝ち。」
A「...あー！理解！！、、桜木くんてバスケできるの、？」
水戸「んーん。ゼンゼン。なんならしたことないと思うぜ。」
A「あははっなにそれ！」
水戸「ほんと、らしくねーよなあ」
と笑う。
でも私はそう思わなかった。
A「んー？案外向いてるかもよ？ほら、フィジカルとかなら負けなしそうじゃない？」
水戸「確かにな笑」
A「でしょ？てことで教えてくれてありがと！」
水戸「おーまたな。」
A「ん！ありがとね〜！」
・
A「ただいまっ」
茜「お、きたきた」
流川「オカエリ。で、なんだって？」
A「あ、そうそう。キャプテンが10回入れる間に桜木くんが1回でもいれたらかち！！」
茜「へえ。桜木くんてバスケできるの？」
A「んーん。やったことないらしいよ。」
体育館に目を向けると
遊ばれているであろう姿。
流川「あれはどーみても初心者。シロート。」
A「あはは、確かにね。でも楽しそうだね。キャプテンも、桜木くんも。」
流川くんと茜はその言葉を聞き否定することなくコートを真っ直ぐと見つめていた。
続く (更新停止中)
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作者名：ももちゃ | 作成日時：2022年12月20日 21時
