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ゾムは、約束通り昨日共にいたコネシマとシャオロンを連れてやってきた。
が、しかし、
いつまで経ってもその場にAは現れなかった
kn「ほんまに来るんか？」
sha「ってか、ゾムの話もなんかおかしいよな。
夜中にあんな底の深い海辺で女の子が海水浴って....。
も、もももしかしてお前、幽霊とか言わんよな....？」
zm「そんなわけない。絶対に。
急に怖いこと言うなよ....」
kn「俺らもう帰ってええか？」
sha「そろそろ戻って作戦考えないと。」
「待つのが面倒くさい」とデカデカと顔に書かれた二人は、明らかに顔を歪ませてそう言った
zm「あー......じゃあ俺もうちょっと待つわ。
だから二人は先帰ってて。」
sha「そこまでして......
お前、その子のこと好きちゃうん？」
kn「いや、それはないやろー！」
いつもは二人の茶化しに笑って返すゾムだったが、この時は真剣な表情をして
zm「好き....なんやろうな、たぶん。」
そう言った
kn「......マジか。めっちゃ本気やん」
sha「じゃあ、余計に俺ら邪魔ちゃうん？
作戦立てにお前は必要やねんから、あと一時間待って来なかったら帰ってこいよ」
zm「わかった。ありがとう二人とも。」
互いに手を振って別れた。
zm「(Aどうしたんやろ.....)」
不安そうな表情で海の向こう側を見つめるゾム。何故かひどく胸騒ぎがしていた。
ーーーーーーーーーーーー
あの後、魔女と契約を交わした。
“「人間になる為には、当然、貴女は代償を払う必要があるんだけれど大丈夫かしら。」”
“『代償....？』”
“「貴女の綺麗な声を代償に払ってもらう。
ああ、安心して？ちょーーっと声が出しづらくなるだけよ。」”
魔女はニッコリと、優しく笑った
“『たったそれだけ....？』”
“「貴女は特別。」”
“『お願いします！』”
私の返事に、魔女はニヤリと笑った。
魔女のステータスは、魔法にある。そして、その魔法のスキルを表すのは契約の数と内容だ。契約を交わす際、必要な魔法のスキルに比例して魔法を受ける側が払う代償も大きくなっていくのだがそれをうまく誤魔化し騙して契約を結ばせる悪い魔女もいる。
魔女の世界では異種に変える魔法は高度で技術を求められるもの。つまり、その分代償は大きい。
今回、Aに声をかけたのはそういった魔女だ。
Aは、人間になるという異種への変換の代償に、
声を失った
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潮風悠(プロフ) - 鬼雷(ログイン垢)さん» いいですよ！ボード行きましょう♪ (2020年8月15日 22時) (
レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷(ログイン垢)(プロフ) - 潮風悠さん» ログイン出来たのでボード？でお話しませんか？出来たらで大丈夫です！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷 - ↓続いてすみません……。ログ垢でコメントしたから名前そのままになってました…。鬼雷です……。 (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
た - 潮風悠さん» すみません！ログイン垢です……。普通に間違えた……。(たって言う名前なのは目をつぶっておした文字です…) (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
潮風悠(プロフ) - たさん» びっくりしました....もしかしてお名前変えました？？ (2020年8月15日 15時) (レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2020年7月12日 2時
