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すると突然、ドアの隣に立っていた一人の男性が此方へと歩みを進めてくる。
Aの前まで来ると、彼女の肩に手を置き
「大丈夫か？」と一言
その後、Aの後ろへ視線を向け目を鋭く細める。
それと同時に彼女の太ももを撫でていた手は離れ荒い息遣いも人の気配もしなくなった。
『え.....』
驚きで顔をあげようとするAよりも先に、
男性は片手をAの背中へ、もう片方でつり革を握りしめる。
その体勢は、Aを周りから守ってくれているようだった
「怖かったやろ。
もう安心せえ、俺がこのまま守っといたるからな」
その優しい声につられて顔を上げる
そこには、目尻を下げ柔らかい表情を浮かべた綺麗な金髪の男性がいた。
そんな表情を見たAの頬は一気に朱色に染まる。
『あ、あの、ありがとうございました！
本当に、ありがとうございました...』
「おう。
取り敢えず、まあ、こけへんように俺に体重かけといたらええわ。持つところないしな」
そう言って、背中に当てられた手の力が少し強まった
彼の匂いはなんだかとても、落ち着く。
彼の声もこの暖かさも。
お互い初めて会うのに、私に優しくしてくれた。私を助けてくれた。
そ、それに、こんなに密着して、身体を預けるなんてなんか恋人みたい....
『(いやいやいや、何言ってんの自分....)』
そんなことを一人で妄想して一人でまた恥ずかしくなった
名前も何も知らない人だけれど、
今だけでも、その恋人気分を味わさせてください。
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潮風悠(プロフ) - 鬼雷(ログイン垢)さん» いいですよ！ボード行きましょう♪ (2020年8月15日 22時) (
レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷(ログイン垢)(プロフ) - 潮風悠さん» ログイン出来たのでボード？でお話しませんか？出来たらで大丈夫です！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷 - ↓続いてすみません……。ログ垢でコメントしたから名前そのままになってました…。鬼雷です……。 (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
た - 潮風悠さん» すみません！ログイン垢です……。普通に間違えた……。(たって言う名前なのは目をつぶっておした文字です…) (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
潮風悠(プロフ) - たさん» びっくりしました....もしかしてお名前変えました？？ (2020年8月15日 15時) (レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2020年7月12日 2時
