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振り返るとトントンがいた。
「お疲れ様。今日は食堂で買うんすね」
『ありがとう、トントンもお疲れ。
寝坊しかけたからね。』
「へー珍しい。昨日夜更かしでもしてたんちゃうの？」
『いや、実はただ単に目覚ましがセット出来てなかっただけなの』
「ちょっと、“実は”の意味は分からへんかな。
まあそれは完全にAの確認不足ですな。これからは気をつけてこ」
『そうですな』
さっきまでうーんと唸って、食べるものが中々決まらなかったのだが、トントンが選んだデミグラスソースのオムライスという字面が既に美味しそうだったので私もそれにした。
人混みが幾分かマシであるテーブルを見つけ、そこに2人で座る。
ご飯を食べながら他愛もない話をしていると、またしても人が現れた
「あれ、トントンくんじゃん。食堂にいるんだったら連絡してよ〜！」
私には目もくれず、トントンの隣で机に手をつき顔を近づけて話す菜美。そんな彼女に、トントンは
「いや、それやったらお前からしろや」
少し笑いながらそう答えた。
『二人、仲良いんだね』
いくら気まずくても菜美は私の親友。優しい女の子だ。私の大切な人達が仲良くなってくれることが不安もあるがそれと同じくらい嬉しさもある。
私のその言葉に、菜美は嬉しそうに笑った
「そんなことないよ〜。Aだって、トントンくんと仲良いんでしょ？」
『....そうなのかな？』
仲が良いと言えるのか？私が一方的にそう感じているだけでは？
そんな不安を感じ、思わずトントンにそう投げかけてしまった
「え、なんで躊躇うんすか」
『ごめんごめん』
「....まあ仲良いというか、一緒におって当たり前？なんちゃうんかなとは思うけどな」
『え...？』
「あいつらと同じように思ってたわ。」
表情を見ると、何もふざけた様子もなく本当にそう思っている風だった。
『そっか、ありがとう』
嬉しくて顔がにやけてしまう。
そんな二人を気に食わない人物ももちろんいるわけで。
「トントンくん！」
「ん？どうした」
Aは戸惑った。
トントンを呼んだ彼女の表情が一瞬悪巧みをした笑みに変わったからだ。
「この子さ、トントンくんのことめっちゃ好きなんだよ」
『っ！』
「んっ？」
「トントンくんはただの男友達みたいだとしか思ってないのにね。」
ニヤリ
したり顔でこちらを一瞥した菜美。
信じられない......まさか、菜美が....
そして冒頭に戻る。
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潮風悠(プロフ) - 鬼雷(ログイン垢)さん» いいですよ！ボード行きましょう♪ (2020年8月15日 22時) (
レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷(ログイン垢)(プロフ) - 潮風悠さん» ログイン出来たのでボード？でお話しませんか？出来たらで大丈夫です！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷 - ↓続いてすみません……。ログ垢でコメントしたから名前そのままになってました…。鬼雷です……。 (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
た - 潮風悠さん» すみません！ログイン垢です……。普通に間違えた……。(たって言う名前なのは目をつぶっておした文字です…) (2020年8月15日 17時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
潮風悠(プロフ) - たさん» びっくりしました....もしかしてお名前変えました？？ (2020年8月15日 15時) (レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2020年7月12日 2時
