【呪術廻戦】その少女。吸呪鬼にて取り扱い注意

切り替え ページ10

釘崎side

釘「長生きしろよって…自分が死んでりゃ世話ないわよ。...アンタ仲間が死ぬの初めて？」
伏「タメは初めてだ。」
釘「ふーん。その割には平気そうね。Aなんて部屋に籠りっぱなしなのに。」

そう。虎杖が死んでからAがぱったり部屋から出てこなくなった。Aとアイツがどういう関係なのかは知らないけど互いに信頼している感じはあった。だからこそ。なのかもしれない。Aが泣いてるのに何も出来ない事が悔しい。アイツだったらなんて声をかけていたのかしら。

伏「……オマエもな」
釘「当然でしょ。会って二週間やそこらよ。そんな男が死んで泣きわめく程チョロい女じゃないのよ。」

って言っても悲しいのは悲しいけど。あーあー...A早く出てこないかしら。虎杖は居ないけど私達がいるじゃない。やっぱり私達じゃあ駄目か…

伏「暑いな」
釘「...そうね。夏服はまだかしら」


Aside

『伏黒…釘崎…』
気分転換に外にでたら伏黒と釘崎が知らない人二人とパンダ一匹に絡まれてた。そういえばあの二人見たの久々だな...虎杖が死んでからずっと部屋に居たし。

＿＿呪術師にまともな死はない

そうだ。そうだった。いつ死んでもおかしくないのがこの世界の理。運命に抗えない様に虎杖の死も仕方のない事だったのかもしれない。そっか。そっか...仕方ないのか…

＿＿メソメソしてっとじいちゃんにキレられるし

怒られるのは嫌だなぁ。ヨシッ！いつまでもメソメソしてるなんて虎杖にも怒られかねない。切り替えて皆に迷惑かけないようにしないと…！虎杖。見ててね。俺。一人でもなんとかやっていくから。


〜その頃虎杖〜

虎「おわっ！！フルチンじゃん！！」

追加設定＋お知らせ(謝罪)＋番外編→←馬鹿

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す