【呪術廻戦】その少女。吸呪鬼にて取り扱い注意

『虎杖は』 ページ5

動きたい。動きたいのに…
『…動ける』

虎「うあ"ああぁ」
虎杖が鉈みたいな武器をふった。ふったのに呪霊には傷ひとつついていない。ボトッと虎杖の腕が音を立てて落ちる。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。虎杖まで俺を置いていくの？釘崎も何処かに落ちていった。伏黒は動けない。かという俺も威圧感に負けて動けない。そんな中虎杖は動いた。動いて手を落とされた。どうしたらいい？虎杖が死んだりしたら俺はどうしたらいいの？取り残されたらどうしたらいいの？俺は…俺は。俺は？

宿「断る。オマエの中の俺が終わろうと切り分けた魂はまだ18もある。

とは言え腹立たしいことにこの肉体の支配者は俺ではない。代わりたいのなら代わるがいい。だがその時は

＿＿＿＿＿そのガキ(伏黒)を殺す。
次におんな。(釘崎)アレは活きがいい。楽しめそうだ

最後にそこの女。アイツは特殊だ。容姿も悪くない。特別に俺の嫁にしてやろう」

虎「んなこと俺がさせねぇよ」
宿「だろうな。だが俺にばかり構っているとそれこそ仲間が死ぬぞ」

宿儺がそういった途端、呪霊が何かを吐き出したと思って地面を見れば抉れてる。呪霊はケタケタ笑って俺たちを馬鹿にしている。ムカつく。ムカつくムカつくムカつくムカつく。

『あ"あ"あ"あ"あ"あ"…イザウイザウイザウイザウ…』

俺を見て虎杖や伏黒がなんか言ってるけど聞こえない。何も聞こえない。

虎「A！！！！」
『…！！』
虎「伏黒！頼む」
伏「…」ｷﾞﾘｯ

虎杖が大声で俺と伏黒を呼んだと思ったら伏黒は急に俺を肩に担いで走り出した。

『は…！？ろめや！せろお！せろお！伏黒…！虎杖が生きる！！俺の嫌いな人が生きるのはもう…』ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

伏「釘崎を探せ！」

無視？無視なの？俺は…虎杖が死んだらどうしたらいいんだよ。お前(伏黒)にとって虎杖はただの友達かもしれない。でも俺にとって虎杖は＿＿＿＿＿

吸血鬼→←予感的中

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