67話 ページ42
『月ちゃんの誕生日編てきな〜(2)』
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月side
〜数時間後〜
それから昼休憩を挟み、時刻は午後2時になっていた。いつになっても総悟が書類を持ってこないのでしびれを切らして自分から取りに行くことにした。
月)「総悟ー。居るー?」
てか、総悟って私が取りに来ること分かってて持ってこなかったのか?…考えすぎ?
沖)「居やすぜィ」
月)「入るねー?」
沖)「おぅ」
部屋に入ると、総悟はアイマスクをして昼寝をしていた。…うん、違う意味で期待を裏切らない…!
月)「またサボり?総悟、書類は?」
沖)「終わってるぜ」
月)「え?」
寝っ転がる総悟の隣でしゃがんで言うと、総悟はアイマスクを外し、机の上を指差した。
沖)「そこにおいてありまさァ」
月)「おぉ?ほんとだ!なんだ〜どうせできるなら普段からやってよね!」
沖)「期間限定でィ」
月)「えぇー?…まぁいいや、私はこれで行…」
グイ
私が書類を取って、部屋を出ようとすると腕を掴まれ、引き寄せられた。
沖)「少し位休憩してもバチ当たらねーだろィ?」
月)「少しって…総悟はいつも休憩してるじゃん(笑)んー、でもこの資料トシ兄ぃに届けないとだしなぁ〜」
胡座の上に座らされ、腕の中に収められた。…あ、これ完全に逃げれないやつだわ。
月)「総悟?」
沖)「るせーよ、口塞ぐぞ。」
月)「理不尽!」
総悟は私の髪を少し取って唇を寄せた。にやっと笑いながら見てくるもんだから、顔に熱が集中したのが自分でもわかった。
沖)「たまには良いだろィ」
月)「う、うん」
沖)「月、顔真っ赤w」
月)「う、うるさい!///」
沖)「…てか、月って俺らと使ってるシャンプーちげーの?」
月)「え、うん。よくわかったね…//」
心臓がドクドクと大きく鳴っていて、総悟に聞こえてるかとか、よくわからない心配をする。
月)「この匂い、嫌いだった?」
沖)「いや、変に甘い臭いするやつよりも、こーゆう落ち着いたやつの方が俺は好き。」
月)「そ、っかぁ…///」
なんだろう…自分に好きって言われた訳じゃないけどすごい嬉しい。私は赤くなった顔が見えないように、総悟の胸に顔を押し当てて抱きついた。
…
沖)「そいやー、月、今度誕生日だろィ。どっか出掛けよーぜ」
月)「え!行きたい!」
沖)「行きてーとこ考えときなせェ」
月)「うん!」
その後、総悟がサボってトシ兄ぃにまた怒られてたのは別の話だよ(笑)
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー!(良い意味で、です!) (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です!勉強よりも占ツクですよ!更新期待してます。頑張ってください! (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます!テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ!)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー!気長に待つので、テスト頑張ってください! (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2019年8月2日 14時