64話 ページ37
『沖田と月ちゃんがくっつくってよ編(９)』
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月)｢あのね総悟！私ね…！｣
沖)｢うん…｣
月)｢あ、あの…その…｣
いざ言おうと思うと思ったように言葉が出てこない。すると、総悟がベンチから立って、下を向いているので見えない私の顔が見えるように私の前でしゃがんだ。
沖)｢聞くから言えよ…｣
総悟の吸い込まれそうなほどきれいな紅い瞳が私を見上げる。
大きく響きわたる花火の音も聞こえないように感じた…。
そして私は大きく息を吸い込んで言った…
月)｢私ね…総悟が好きなの…だから…っ！｣
総悟は私が言い終わる前に勢いよく私の腕を掴み、自分の胸に引き寄せた。
月)｢そ、うご｣
沖)｢続き。言えよ…｣
あー…、総悟の心臓もバクバク言ってる…
月)｢っ///だからね、わたしと…付き合ってください｣
沖)｢その言葉、待ってやした…｣
月)｢っ〜///｣
総悟の腕の中にいるので表情が確認できないけどきっと優しい顔をしてるんだと思う…。
最後の花火の音と共に私たちの笑いあう声が静に響いた…
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私たちは今、屯所への帰り道を歩いている。総悟の提案で手を繋いで…
月)｢あ…｣
私は屯所の前の曲がり角の所で立ち止まった。
沖)｢どーかしたかィ？｣
月)｢私さ…総悟から好きって言われてない…｣
私は少し前で立ち止まっている総悟をジト目で見た。
総悟は一瞬呆気にとられたような顔をすると小さく笑い、｢お前ズリーや｣と言って私と繋いでいた手を自分に引き寄せたそして＿＿＿＿
チュ
唇の違和感と夜道に小さく響いたリップ音。
沖)｢俺は…｣
総悟は私の耳元でぼそりと呟いた
沖)｢愛してまさァ…｣
月)｢へっ?!えっ?!///｣
私は火が出るほど顔を真っ赤にした
沖)｢ファーストキス。ごちそーさまでした｣(ニヤ)
月)｢な、っ〜！///｣
そして私たちはまた、屯所へと歩き出した…
沖)｢(キスだけでこんなんって…。これより先、大丈夫かねェ)｣
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皆さん！これで『沖田と月ちゃんがくっつくってよ編』終了です！見てくださりありがとうございました！良かった、やっと二人をくっつけれました〜
これからもどんどん更新していくので、応援よろしくお願いします！
byショコラ
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー！(良い意味で、です！) (2019年8月29日 18時) (
レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です！勉強よりも占ツクですよ！更新期待してます。頑張ってください！ (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます！テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ！)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす！ (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー！気長に待つので、テスト頑張ってください！ (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショコラ | 作成日時：2019年8月2日 14時
