45話 ページ16
総悟side
紅蓮党への突撃は敵の人数の割には苦戦するほどでは無かった。ただ、考えられた配置は少し厄介だった。
クソッ…、月はどこだ?
土)「おい、総悟」
沖)「何ですかィ?土方さん」
隣で戦っていた土方さんが声を掛けてくる。
土)「月は今地下にいる、ここは大丈夫だ…お前はあいつを助けに行ってこい…!」
沖)「!…分かりやした」
俺が一人で行こうとすると一番隊の奴らが着いてくる。
隊士)「お供します!沖田隊長!」
沖)「ふっ、上等でィ」
…
ドン!
地下の扉を開けるとそこには十数人の…って言っても弱そうな面の奴等がいた。
ここで土方さんはなんて言うんだったっけな…あ、そうだ…
沖)「ご用改めである!真選組でィ!」
たぶん合ってるはず。
その次に目に入ったのは腹を赤く染めて安心した様子の月で、…目が合った
沖)「…助けに来たぜ、月」
あとはただ斬るだけだった。カスばっかで面白味もねェ。
佐)「俺はいつかまたこの地に…」
沖)「はいはい、あとは署で聞くわ」
やっぱり中二病じゃねーかよ。あ、そーえば…
沖)「月!」
後始末を他の奴にてきとーに任せて月に駆け寄り縄をほどき、月の少し心配になるほど軽い上半身を起こし支えてやる。
月)「あはは…、ゴメンね総悟…また助けてもらっちゃったや…。ほんと、いつも助けてもらってばっかりだね…」
そんなこと言ってほしい訳じゃない…。
沖)「そんなことねーよ、俺は好きでやってるんでさァ…っ」
てっきりもう止まっていたと思っていたが、血がまだ出ている。
くそ、あの中二じじぃ、捕まえずに永眠させときゃ良かった…。そんなことしたら始末書増えるだろうがな
…
土)「…月!」
近)「月ちゃーん!」
地上の方も片付いたのか近藤さん+αが走って近寄ってきた。二人ともがほぼ無傷だったのでとりあえずは良かった。が、土方は死ね
土)「大丈夫か?!」
近)「今救急治療隊呼んだから!」
月)「あはは、漢字いっぱい並べましたね」
沖)「月…」
少し辛そうに見えて、笑顔もぎこちない
月)「ごめんなさい…、ちょっと疲れました…少し眠たいです…」
俺の腕の中で寝た(気絶した)月をふわりと姫抱きで持ち上げる
三人)「あぁ、お疲れ…」
…チッ、被った
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー!(良い意味で、です!) (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です!勉強よりも占ツクですよ!更新期待してます。頑張ってください! (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます!テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ!)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー!気長に待つので、テスト頑張ってください! (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2019年8月2日 14時