紅一点は大変です【沖田総悟】

40話 ページ11

月side


　朝食を済ませ、総悟と別れた後今日の仕事の確認をする。


月)｢あ、やった｣


　私は午後から非番らしい！神楽ちゃんの所にでも遊びにいこうかな！


　私は隊服での(・・・・)外出を禁止されているので午前はひたすら執筆作業だ。私は主にトシ兄ぃの書類を手伝っている。


　…え？お前は一番隊副隊長だろ！だって？…あのザボり魔の書類はほとんどトシ兄ぃに回ってくるんです！


　だから私はトシ兄ぃに回ってきた総悟の書類をしているので、実質はしっかりと副隊長としての務めを果たしているというわけだ！


沖)｢死ねぇ！土方ー！｣


ドオォン！
土)｢総悟ー！｣




月)｢あぁ、またやってる…｣


　まだトシ兄ぃが生きてますように…！


沖)｢生きてやすかィ？土方さん｣

月)｢生きてなきゃ困るわ！｣

沖)｢お、月｣



土)｢総悟ぉぉ！｣


　鬼の血相で飛び出してきたトシ兄ぃ


沖)｢ﾁｯ、生きてたか｣


　なんて物騒なっ！


月)｢トシ兄ぃ…大丈夫？｣

土)｢はぁ、あぁ。んでこれが書類な｣

月)｢う、うん｣


　ヤバいよトシ兄ぃ、朝なのにもうダメージ食らってるよ


沖)｢くたばれ土方コノヤロー｣


　トシ兄ぃ青筋立ってるよぉぉ！…逃げるか。




　その後しばらく二人の追いかけっこが続いたのは言うまでもない…

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