56話 ページ29
『沖田と月ちゃんがくっつくってよ編(1)』
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総悟side
〜屯所(朝)〜
あの幽霊事件から一週間が経った頃、俺と月の間にはずっと気まずい雰囲気が流れていた。
若干避けているような行動と、話せてもぎこちない空気が月から出るため、勘がムダ良い土方には『何があったか知らんが仲直りしろ。』なんて言われる始末だ。
沖)「チッ…」
目覚めの悪い朝だ…。布団から出て気持ちを紛らわす様に舌打ちをする。時計を見るとまだ会議に行くにはだいぶ早い時間だった
沖)「はぁ、…調子狂う。」
仕方がないので隊服に着替えて食堂に行く事にした
〜食堂〜
月side
ざわざわ…
食堂が軽くざわついた。あの
山)「珍しいね…沖田隊長がこんな時間に起きてくるなんて…」
私の隣で朝食を取っていた山崎さんがボソッと話しかけてきた
月)「そう…ですね」
いや、あの総悟が自ら起きてくるなんておかしいでしょ!…でも実際総悟と話すのが少し嫌だったので起こしに行く事が無くなって嬉しいような…なんて。
蚊の天人の事があった辺りからなんとなく総悟と話しづらくなってしまった。こう…うまく顔が見れないのだ
山)「…月ちゃん?どうしたの?ボーとして…」
月)「いえ、何でもないですよ!そろそろ会議に行きましょう!」
山)「(やっぱり沖田隊長と何かあったんだな…)」
私はそそくさと席を立ち食器を返した
月)「ごちそうさまでした、美味しかったです!」
山)「ごちそうさまでした」
おばちゃん)「いぃえ〜、美味しかったなら何よりだよ!」
相変わらず食堂のおばちゃんは優しい。私は山崎さんと会議室へと向かった…。
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近)「今日の会議は三日後の土曜日にある夏祭りについてだ。知っていると思うがその日は真選組が祭り会場を見回る事になっている。山崎、あとの、説明を」
山)「はい。今回は隊士の通常見回りだけではなく、数人の私服での見回りもすることになりました。することはなにも変わりません。ただ一般市民に紛れる事だけです。」
そこでトシ兄ぃが立ち上がり私服で回る人の名前を各隊から数人挙げていく
土)「…四番隊から山田と〜…」
…
土)「一番隊から…猿山、総悟…と最後に月。月は危険が無いように総悟と一緒に回ること、以上。」
会議室に一瞬ピリッとした空気が流れた。
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー!(良い意味で、です!) (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です!勉強よりも占ツクですよ!更新期待してます。頑張ってください! (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます!テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ!)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー!気長に待つので、テスト頑張ってください! (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2019年8月2日 14時