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ページ21

「あ〜、いってーなー。」






『ご、ごごごめんなさい!!!』





はい。私。寝てたみたいです。





起こされて、ビックリして、おでこゴツンしてしまいました。



まじで、土下座したいわ。うん。





「じゃあすれば?」



『ん?』



「土下座。」



『え?』



「声に出てる。」



『まじか。』




恥ずかしい。穴に入りたい。



「あえてもう突っ込まないことにするね。ここ玄関だからさ。穴じゃないけど入ったら?」




『いいんですか!!』




この人優しい!!!




ん?穴じゃないけど?




まあいっか。←



『ありがとうございます!!出てけ!!って言われたらもうどうしようかと……』



「なにいってんだよ。こんな夜遅くに外に出すわけないだろ。夜は毒霧が昼より充満して、ガスマスクありでも危険なんだぞ。」



ん??




毒霧????


『あの……毒霧ってなんのことですか?』




「は?お前どうやってここまで来たんだよ。っていうか、ガスマスク持ってないな?…………まあ、変なやつではなさそうだし、とりあえず入れ。」




『おじゃましま〜す』





「あ!服についてる砂とか払ってから来い!」





潔癖性なんだなこの人。



確かに玄関でさえホコリないもんね。



『はーい。』

chapter 3,5 仲間と自分→←◎



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作者名:豆しば | 作成日時:2017年10月7日 22時

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