不思議な不思議な物語 (ページ15)

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◎ ページ15

『あの～、ラップモンスターさん、私が出ていきますから、彼はここに……』

だって勝手に来たのはこっちだし、やっぱり……ね？

RM「いいえ、あなたは僕達にとって大切な存在なんです。失ってはいけないんです。だから、こいつが。」

うーん、よく分からない。どうして私が大切なんだ？もともといた彼の方が大切なんじゃないの？

っていうか、私、出ていきたいんですけど。

私が出ていけば一石二鳥じゃない？

『ほんとに、私大丈夫ですから！！！！』

ほんとは大丈夫じゃないけど。←

こんなどんよりした雰囲気の所にはいたくなかった。

『ありがとうございました！さようなら！！』

SH「あ！ちょっとA！！！誰が止めて！！」

私は扉に向かってダッシュした。

CH「あ！チャニョラ！！捕まえて！！」

CY「任せろ！！！」

あ、やばい。

めちゃくちゃ広い大豪邸のこの家を端から端までダッシュしてるとかけて、

50メートル走6,7秒の私が全速力と解きます。

その心は？

『まってまって！！ぶつかる！！よけて～！！！』

絶対止まらないでしょう。←なぞかけになってない。

CY「やーだね！！さあこいっ！！！」

まって、ばっ！って両手広げてるけど、まじで！ほんとにぶつかる！！

私は来るであろう衝撃に耐え…………ようとしたんだけど……

All「「……え？！」」

あろうことか、

私は、

チャニョルさんを

すり抜けていました。