【進撃の巨人】調査兵団に拾われた狼少女-2- (ページ3)

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No 46 地獄の始まりページ3

貴女side
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私は今から2時間で10㎞走るワケだが…その前に疑問に思った事があった。

あ「なぁ、１つ聞いていいか？」

リ「なんだ」

あ「わざわざ30㎏の荷物を背負うのって…なんか意味あんの？」

リ「意味も無くやるワケねぇだろ」

えぇっ！？意味あったの…？

リ「A、よく考えろ。実際に巨人と戦う時は立体機動装置を身体に付ける…」

あ「だから？」

リ「立体機動装置は全部合わせて約30㎏だ。戦場ではその30㎏を付けたまま走ったりすることになる」

※立体機動装置の重さが30㎏というのは駄作者の予想です

なにぃ！？

あ「あんな箱みたいな道具の重さが30㎏！？」

リ「…正確に重さを計ったわけじゃないが、おそらくそれくらいはあるだろう」

そんな重いもの付けて巨人と戦うなんて…無理な気がする…。

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リ「聞きたいことはそれだけか？なら今から2時間計るぞ」

あ「ふぅ～…」

いよいよ10㎞走るのか…。

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リ「それじゃあ俺が言ったとおり、2時間で10㎞走れ。…スタート」

おい…いきなりスタート言うか…。“よーい”付けろよ。

こうして、私にとっての地獄が始まった。

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短い…。