【進撃の巨人】調査兵団に拾われた狼少女-2- (ページ2)

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No 45 リヴァイ＝鬼ページ2

あ「30㎏の荷物背負わせるうえに、10㎞も走れって！？お前私を殺す気ぃ！！？」

リ「…前に言っただろ。これは遊びじゃねぇ…巨人を殺す為の本気の訓練だ」

あ「だからって最初からこんな…キツイ訓練は無いだろ…。せめて荷物10㎏で、走る距離1㎞とかにしてよ…頼むからさぁ～…」

―と、Aはリヴァイに頼んでみるが…

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リ「駄目だ」

―勿論駄目だった。

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リ「ほら…さっさと荷物背負って走れ」

あ「分かってるっつーの！今やるって…」

―そう言うとAは、30㎏ある荷物を背負った。

あ「うわっ…重！！」

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リ「準備は出来たな…じゃあ今から走ってもらうぞ。この訓練所を50周すれば、ちょうど10㎞だ」

あ「はぁ…」

―50周…Aにとって気が遠くなるような数字である。

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リ「言っておくが、制限時間は2時間だからな」

あ「えぇっ！？制限時間とかあんのかよ！なら最初に言えや！！」

リ「ﾌｯ…2時間なんてまだ楽な方だぞ？」

あ「私にとっては楽じゃねぇから…(怒)」

―荷物30㎏に、距離10㎞、そして制限時間2時間…Aはどんどん気持ちが暗くなっていった。

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～そして～

リ「今から体力向上の訓練を始める。制限時間は2時間、もし間に合わなかったら飯抜きだ」

あ「Σ(゜Д゜)おぉい！！飯抜きなんて聞いてないぞ！」

リ「…今決めた、その方がお前も頑張れると思ってな…。飯抜きは嫌だろう？」

あ「…嫌だ」

リ「なら、時間内に走りきることだな。あと、サボろうなんて思うなよ？俺がずっと見てるからな…」

あ「(…鬼だ…)」

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10㎞なんて走った事無いなぁ…。

6.5㎞ならあるケド←持久走で