田崎：一緒に ページ14
……あ、まっくらだ。
でもお外から怒鳴り声が聞こえてくる、アカって人達だ！はやく、はやくお父様とお母様の元に行かなくちゃ…！
ぱっ、と屋敷が急に赤い光に包まれて思わず「ひゃあっ！」と叫んでしまう。
赤い、光が…！
やだ、怖い、死にたくない、怖いよ…！
「私、死んじゃうの…田崎君！！」
唐突に、田崎君の声が聞こえた気がした―ううん
『大丈夫だよ』
『どんなことがあっても、俺がAのそばにいるから』
「田崎君！私は、私はここにいますっ！」
Aが、急に目を見開いた。それまで睫毛に残った涙が、ほろほろと数滴頬を伝った。
「あ、れっ…？」
「A…」
「ランプ…いつのまに…」
「夜が怖いって聞いたから…これなら半減するんじゃないかと思ってね」
「田崎君…私の手を、握っていてくれたの？」
「うん、ちゃんと君の事気づけて良かったよ」
「私も…気づけて良かった」
「え？」
「夢の中の光は、炎なんかじゃなくて、貴方が、田崎君がくれた光だったんだね…」
俺はぎゅうっと、少し痛いんじゃないかと言うほどにAを抱き締める。
「怖い思いしてたのにすぐに気づいてあげられなくってごめんね…でも、不安なことがあるならすぐに言ってよ」
Aは俺の背中に手を回してくれた。
「二人で、支えあって生きていこう」
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御冷ミァハ - 〈harmony/〉パロで波多野お願いします(>ω<) (2016年6月4日 22時) (
レス) id: 274ede080a (このIDを非表示/違反報告)
深夜放送 - しえんたさん» こんにちは！喜んでいただけて嬉しいです！次は続編で気軽にリクエストして下さいね〜 (2016年5月22日 19時) (レス) id: ae86f31621 (このIDを非表示/違反報告)
しえんた(プロフ) - こんにちは〜！リクエストありがとうございました(*^^*)読みながらニヤニヤしましたwまた宜しくお願いします(*´ω｀*) (2016年5月22日 14時) (レス) id: de39b7d707 (このIDを非表示/違反報告)
ハイセ - どのお話もすごく素敵ですね!あの、リクで田崎さんの激甘お願いしてもいいですか？ (2016年5月22日 0時) (レス) id: aa76fc5df9 (このIDを非表示/違反報告)
深夜放送 - ayaさん» こちらこそリクエストありがとうございます〜！次はぜひ続編でリクエストして下さいね！ (2016年5月20日 20時) (レス) id: ae86f31621 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深夜放送 | 作成日時：2016年5月5日 14時
