田崎：一緒に ページ12
「あの…お、お布団用意したんだけど…」
「え？一人でしてくれたの？Aは良い子だねぇ」
「うう、撫でないで…」
「じゃ、早速寝ようか？」
真っ暗な部屋で、外の灯りを一緒の布団の中でゆっくり眺めているAが可愛くて
「A」
「な、なーに？」
「手を握ってもいいかな？」
「あ、うん！はい」
暗闇の中、俺はAの方を向くと、Aもならってこっちを向く衣擦れの音が聞こえてきた。
「あ、あのね田崎君、その…私を選んでくれて、有り難う…私で良かったの？」
「…嫌かな？」
「ううん！田崎君が見世物小屋から連れ出してくれたおかげで、毎日が楽しくてね…でも、その」
彼女の手が震えたのが伝わってきた。俺はよしよしと彼女の頭を優しく撫でて言った
「大丈夫、俺はAのそういう子供っぽい所も含めて好きなんだから…笑顔でさえいてくれれば、それでいいんだよ」
「田崎君…私も、同じ気持ちだよ」
「Aの気持ちが聞けてよかったよ…じゃあ、おやすみ…良い夢を」
Aの瞼に接吻して、ゆっくり目を閉じる―でも、優しい君と一緒なら、誰だって敵に回すのに
「おはようA…って、え！？」
「オハヨウゴザイマス…」
朝起きると、目の縁に隈を作って今にも倒れそうなAが力のない声で布団の中から挨拶をしてきた。
肩を揺さぶってなんとか意識を保たせる。
「ね、眠れなかった！？大丈夫！？」
「大丈夫…かも…」
「かも！？いや、眠れないなら無理して一緒に寝なくても―」
「それは嫌！」
びくんっ、とAの肩が驚いたようにあがったのが伝わってきた。
「それだと…もっと寂しい」
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御冷ミァハ - 〈harmony/〉パロで波多野お願いします(>ω<) (2016年6月4日 22時) (
レス) id: 274ede080a (このIDを非表示/違反報告)
深夜放送 - しえんたさん» こんにちは！喜んでいただけて嬉しいです！次は続編で気軽にリクエストして下さいね〜 (2016年5月22日 19時) (レス) id: ae86f31621 (このIDを非表示/違反報告)
しえんた(プロフ) - こんにちは〜！リクエストありがとうございました(*^^*)読みながらニヤニヤしましたwまた宜しくお願いします(*´ω｀*) (2016年5月22日 14時) (レス) id: de39b7d707 (このIDを非表示/違反報告)
ハイセ - どのお話もすごく素敵ですね!あの、リクで田崎さんの激甘お願いしてもいいですか？ (2016年5月22日 0時) (レス) id: aa76fc5df9 (このIDを非表示/違反報告)
深夜放送 - ayaさん» こちらこそリクエストありがとうございます〜！次はぜひ続編でリクエストして下さいね！ (2016年5月20日 20時) (レス) id: ae86f31621 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深夜放送 | 作成日時：2016年5月5日 14時
