* My boo (ページ30)

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会いたかったページ30

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僕はその日から日本にいる間

毎朝あのカフェに向かった

Aヌナに会いたかったのもあるけど

単純にあのカフェの居心地が良くて

僕の心を落ち着かせてくれるからだ

っていうのはやっぱり嘘で

ほんとはただヌナに会いたかっただけかもしれない

あの日から今日で3日がたった

毎日通っても結局まだヌナには会えないままだ

ポケットに入っている僕の連絡先の書いた紙は

未だに渡せていない

今日こそ会えるかな……会いたいな。

そう思いながらまた早起きをして1人でカフェに向かう

「いらっしゃいませ～」

あ、ヌナの声だ

はっとして目線をあげるとやっぱりそこには

Aヌナがいた

「あ、いらっしゃいませ……」

SG「あ、はぃ！ボク、スングァンです…」

『はい…知ってます…』

SG『ヌナ…会いたかったです』

実際ずっと会いたかった人を目の前にすると

何を話したらいいかわからなくて

ついつい本音が出てしまう

シュアヒョンじゃなくてごめんね…

そう思いながらヌナを見つめると

ヌナの顔はどんどん赤くなる

これは僕自惚れてもいいですか？？

そのまま赤くなって固まってるヌナに

いつも通りアイスコーヒーを注文して

ここ3日間の定位置。1番端っこの角の席に座る

昨日一昨日と違うのはカウンターの中にヌナの姿があることと

僕にコーヒーを運んできてくれるのがヌナだということ

『おまたせしました～』

さっきまでの頬の赤さは無くなり

平常心を取り戻したであろうヌナにすかさず声をかける

SG『Aヌナ…なんでこの前無視したんですか？！僕、寂しかったな～～』

『無視したわけじゃないんですよ…！プライベートだし邪魔したら悪いかなって思ったのと…ただ、恥ずかしくて…』

SG『僕はヌナだ！って気づいて嬉しかったのにヌナはシュアヒョン見つめて嬉しそうにしてるし』

SG『どーせヒョンの方がかっこいいですよ～～』

あからさまに頬をふくらませて拗ねた表情をすると

『見つめてたんじゃなくて！ジョシュアかな～？って思って！見てただけです！！////』

と慌てて言い訳をするヌナ

SG『ヌナが今すぐ敬語をやめて、ここに連絡してくれるなら許します、』

そう言ってずっと渡せなかった連絡先を渡した

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