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緑side
橙｢モンチ〜｣
緑｢照史君！｣
橙｢俺ん家来やん？｣
緑｢え！行きたい！｣
正直、外でご飯食べるより、
照史君が作るご飯が1番美味しい。
あ、おかんが作るのが1番やけど、
並んで美味しいねん。
それに、照史君の家。
ちょっとだけ、ソワソワする。
この前、先輩に言われた言葉。
好きやけど、憧れ。
ホンマに？って思うけど、
今の俺には恋愛してる暇も余裕もない。
がむしゃらに走って、
3人で夢叶えるために。
そう思い込めば思い込むほど、ソワソワする。
橙｢モンチ、お腹空かせて来たか？｣
緑｢バッチリ！
昨日の夜から食べてない！｣
橙｢あひゃひゃひゃ。
それはやばい。
はよ食べな、モンチが干からびるな｣
独特な笑い声を響かせながら、
マンションの廊下を歩く。
んで、来た照史君家には、
もう1組の靴が。
基本照史君は冬でもサンダルやから、
こんな編み上げブーツ履かへん。
やから、照史君のやないのは一目瞭然。
黄｢照史、おかえり。
神山、いらっしゃい｣
緑｢中間、せんせ｣
やっぱり。
そわそわしてたのは、
一気に急降下。
この2人は付き合ってる。
現実を突きつけられて、
ああ、そっか。って。
なんで内緒にしてたん？って照史君への怒りもない。
だって別に言う必要も無いし、
俺がずっと憧れて、好きやったことも知らんねんから。
黄｢神山、1個な、俺のお願い聞いて欲しいねん｣
緑｢・・・なに｣
この数十分で、
俺と淳太君の間の距離が少しだけ縮まった。
照史君の恋人さんやもん。
俺にも大事な人やから。
黄｢しげのこと｣
緑｢先輩｣
黄｢しげ、色々事情があってな、荒れてるねん。
せやけど、神山には、少しだけ興味持ってそうやねん。
せやから、神山が、鍵ちゃうかって｣
緑｢事情とか、知らんもん。
てか、事情って何？｣
勝手に人には言えることちゃうやろ？
当たり前に中間先生は困り笑いしてる。
橙｢モンチって、先生にそんな感じなんや。
でも、モンチ、俺からもお願いや。
淳太くんの大事な親戚やし｣
俺の中間先生への態度を見て、びっくりしてる。
緑｢・・・｣
でも、照史君のお願いには弱い。
惚れてた弱み。
もちろん、照史君のかっこよさ、
面倒見の良さにってだけやけど。
多分。
緑｢少しだけ、考えとく｣
照史君家からの帰り道、
妹たちにお土産を買って帰った。
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ななはち(プロフ) - おむらいすさん» おむらいすさんコメありがとうございます🤍何度も見返してくださってるなんて…これからも更新していくのでよろしくお願いします！！ (2023年2月6日 23時) (
レス) @page2 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)m作成された当初から読ませていただいております。凄く好きな作品で、毎日何度も見返しています！これからも頑張ってください！ (2023年2月6日 22時) (レス) @page32 id: 51ec81c536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななはち
| 作成日時：2023年1月8日 11時
