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緑｢あ、｣
目の前には、前と似たような光景。
場所は違うし、
膝の上に女の人はおらんけど。
めちゃくちゃ睨まれて、
ちょっと後ずさる。
でも、今日は俺、逃げるわけにはいかへん。
だって、ここに筆箱忘れてんもん。
あれないと、午後からの授業、
筆箱なしで受けなあかん。
それはあかん。
今日は特に最後まで受けられる日やから。
俺の席・・・
うわ、よりにもよって、
あの人が今座ってるとこ、の隣。
そこまで行かなあかん・・・
ううううう。
よし！
覚悟を決めて、
歩み寄る。
隣まで行って、
ちょっとだけ距離があるとこから、
覗き込むみたいに机の中を漁る。
赤｢あんた、俺のストーカー？｣
緑｢っ、｣
突然話しかけられてビビる。
緑｢ち、違いますっ｣
俺やって迷惑してるねん。
こっちは仕事と学校の両立はかって、
売れるために模索して、
2人の足でまといにならへんように必死に・・・
筆箱を取ったら、すぐに出た。
次の授業は、英語や。
黄｢神山、ボーッとしてるけど、大丈夫か？｣
緑｢あ、はいっ｣
授業中、問題を解いてる時に、
ふと横から話しかけられた。
この前、照史君の隣を歩いてた人。
この人が・・・
授業中、何度も意識が飛びかけるけど、
なんとか戻して。
やっと、終わりのチャイムがなった。
黄｢これで、授業を終わります。
神山、ちょっとええか｣
緑｢はい｣
中間先生に呼ばれて、
そのまま英語科準備室に向かう廊下・・・
え、俺、あそこに嫌な思い出しかないねんけど。
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ななはち(プロフ) - おむらいすさん» おむらいすさんコメありがとうございます🤍何度も見返してくださってるなんて…これからも更新していくのでよろしくお願いします！！ (2023年2月6日 23時) (
レス) @page2 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)m作成された当初から読ませていただいております。凄く好きな作品で、毎日何度も見返しています！これからも頑張ってください！ (2023年2月6日 22時) (レス) @page32 id: 51ec81c536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななはち
| 作成日時：2023年1月8日 11時
