12 赤 ページ12
(^ヮ^=)side
『ごめんなさい、ごめんなさい。
ままをきずつけないで！』
『うるさい！どけ！
お前らがおるから俺は不幸やねん！』
『大毅だけはやめて！』
『ままー！』
最悪な目覚め。
いつまでもトラウマとか、だっさ。
コンコン
赤父｢大毅、おはよう。
おとん、行くな？
今日もお弁当、作って置いてるから。
気が向いたら持って行ってや｣
ドアの外で声がして、
俺が部屋から出る前に、玄関の閉まる音がする。
ジャージに着替えて、イヤホン耳にさしたら、俺も出る。
とりあえず、走って、
家帰ってきて、制服に着替えて学校に。
こん時はイヤホンやなくてヘッドホン。
こっちのが耳が痛くなくていい。
真面目やろ。
ちゃんと学校行くねんで。
居場所なんてどこにもないけど、
淳太おるし、いつでもデキるし。
深い関係を作らずに、
その場のノリだけでできてる集団が1番楽で、
居心地が良い。
何も気にせず、何にも関せず。
｢お、しげ｣
｢なあなあ、今日、N高とカラオケ行くねんけど、
しげも来る？｣
N高校は隣の女子校。
赤｢あー、うん、行くわ｣
｢よっしゃあ！｣
朝から元気な奴ら。
それを横目に自席に座って、寝る。
そうしてれば、誰も近寄って来んから。
女｢しげ、｣
スルッと撫でられたから、
そのまま、テキトーな部屋に。
女｢ねえ、しげのこと聞いてきた1年おってんけど、んっ、
1年に目付けられてんやん。
はあ、んっ｣
赤｢はあ、知らんっ、｣
女｢んっ、なんっ、今日、荒い、なっ｣
赤｢だまれ｣
うるさい。
俺に口出すな。
欲を出したら、終わり。
その間は頭が真っ白になって、
何も考えんでええから、ちょうどいい。
女｢なあなあ、私ら体の相性ええやん？
学校だけやなくてさ、｣
赤｢切るで｣
女｢提案、してみただけ。
また気が向いたら誘うわ｣
赤｢ん｣
乱れた制服をなおす気も起きんから、
ベルトが外れたまま、椅子に座る。
ガタッ
緑｢っ、｣
誰？
俺の賢者タイム邪魔すんなや。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 496人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななはち(プロフ) - おむらいすさん» おむらいすさんコメありがとうございます🤍何度も見返してくださってるなんて…これからも更新していくのでよろしくお願いします！！ (2023年2月6日 23時) (
レス) @page2 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)m作成された当初から読ませていただいております。凄く好きな作品で、毎日何度も見返しています！これからも頑張ってください！ (2023年2月6日 22時) (レス) @page32 id: 51ec81c536 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななはち
| 作成日時：2023年1月8日 11時
