微笑み一つ咲かせましょう(JW赤×緑)

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緑side




だる。




やけど、アイドル業で、
いっつもクラスメイトに色々助けてもらってるから、
できる時は俺がしたい。

義務感みたいな。


高校通いながらアイドルしてるから、
学校行事に参加できへんし。



それに、成績のためには教師の言うこと聞いとかなあかん。


英語担当に任されて、放課後やって言うのに、
日番の俺が全員分のノートを英語科準備室に運んでる。



緑｢失礼しまーす｣



ノート持ってるからノックできへんし、
持ってくることは教師自体が知ってるから、
声とともにドアを開ける。



赤｢っ、｣
緑｢ぇ、｣


緑｢！！！！！！！
し、失礼しましたっ、｣



え？

英語科準備室のドアを開けたら、
目の前には、上裸の男女。


女の人の方はうちの制服のスカート履いて、
男の人に跨ってたから、
背中しか見えへんかったけど、
男の人はハッキリ顔見えた。



多分、イロイロ、してはった。

最悪。

初めて見た。
アイドルに青春をかけてるから、
ソッチ系に関心がなかった訳やないけど、
気にせんようにしてきた。


先輩がそーゆーことで干されてきたのも見てたから。

尊敬する照史先輩は全く浮いた話あらへんし。



バクバクする心臓を抑えて、
元来た道を引き返そうとして、
自分の手にあるものに気付いた。


いや、ノートどうしよ。



どうすることもできへんし、
俺のせいでみんなの提出が遅れたら成績に関わる・・・


仕方ないから、
準備室の前の棚らしき所に置かせてもらった。



これは不可抗力や。


机の上に置いといてって言われたけど、
決して俺は悪くない。


てか、先生どこ！！？

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