今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:45,195 hit
小｜中｜大
◆Brother ページ30
◆side:Doctor(surface)
「あれ、ここは・・・？」
ボクはいつの間にか、部屋の外にいた。
何処に向かおうとしてたんだっけ？
何をしようとしてたんだっけ？
ぜんぜん覚えてないや。
「・・・・・・ん？」
ポケットに手を突っ込んだら、硬い何かに触れた。
引っ張り出してみると、それはよく分からない形の端末。
画面には地図。
そしてある場所で、留まり点滅する赤い点。
・・・ひょっとして、ここは目的地？
「行ってみようかな・・・」
せっかく、久しぶりに外に出たんだし。
うん、散歩ついでに行ってみよう。
「・・・・・・久しぶり？」
あれ、どうして「久しぶり」だなんて思うんだろ？
最後に外に出た時だって・・・
「・・・・・・あれ？」
最後、って、いつだっけ？
おっかしいなぁ、記憶が曖昧だ。
「ま、いっか」
とにかく、目的地が出来たんだもん。
そこに向かって、とりあえず歩いてみよう！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
