【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

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あのウィンターカップがあって、キセキの世代達がそれぞれ自分の目標を見つけ力をつけていた









そんな時、アメリカでは世界選手権が行われていた









選手が次々と入場していき、そして誰もが注目している“王の座”に君臨している世界最強“Vertex”
何時もは大歓声に包まれるのだが入場して来たと同時に静まり返った









何故なら………









《世界最強“Vertex”が入場してきまし……ぇ？》









《何と、あの詳細不明の謎のチーム“Vertex”が全員素顔を晒しているではありませんか！更に、メンバー全員が若い世代です！》









《今日一番のビッグニュースだ！！あの“Vertex”がついに正体を現したぞ！！全員、２０歳いってないだと！？》









A達は何時も欠かさず身につけていたフードを被ってはいなかった
静まり返った客から再び大きな歓声が響く









フードを着用していたせいか、更に切れのある動きに客達は魅了され、熱狂ファンは素顔を晒し出した彼等に涙をながすのだった









この一大事は全米、いや……世界に知れ渡った
日本では勿論の事、ニュースでやるわけでキセキの世代達は“Vertex”のキャプテン、つまり世界一のプレイヤーがAだと知りテレビを食い入るように見つめていた









“Phantom Emperor”幻の皇帝、ついに姿を現す









このニュースは暫くおさまりそうに無かった









A達はというと別に気にしてるわけではなく、赤司達、キセキの世代達の成長を楽しみにしているのだった









『さあ、俺達を倒してみろよお前等…………』









Aは一人狂気の目で微かに笑った
藍色の瞳が一瞬、紅く染まっていた









＿＿＿＿＿＿＿＿＿もうそろそろ“僕”の出番だよ…？

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