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『……あった。1のBか…』
藍色の髪の生徒はそのクラス表に“藍咲A”と書かれているのを見つけ教室へ足を進めた
席はランダムで番号順だったら確実に一番前らへんになっていたが席は窓側の一番後ろだった
Aは静かに席につき、机に突っ伏した
隣の席の生徒はまだ来ておらず空席のままだった
(……うるせェ奴だったらぶっ飛ばす)
Aはまた寝ようとすると気配を感じそちらを向いた
『……お前、その席か?』
水色の髪の生徒こと黒子テツヤは目を見開き、冷静にはい、と答えた
彼は後に帝光バスケ部のキセキの世代と共にコートに立ち、変幻自在のパスを操る幻の六人目と呼ばれる様になる
『…うるせェ奴じゃなさそうだし良かったわ』
「僕は黒子テツヤです。一年間よろしくお願いします」
丁寧に挨拶をされたのでAも適当に返しといた
『……藍咲A。こちらこそよろしく』
すると黒子が続けて話した
「藍咲君は僕の事、よく気付きましたね」
Aは突っ伏していた顔を上げた
『……………………………は?』
「僕は影が薄すぎるので誰にも気付いてもらえないので」
(虚しすぎだろ………)
それから黒子とAは沢山話した
Aにとっては珍しい事だった
『…お前、バスケ部つったな。確かここって三軍位までなかったか?』
「はい。僕は力不足なので三軍です。…先生にお前にバスケは不向きだって言われました」
強く拳を握る黒子を見る
『……はぁ。ここの近くにストリートあんだろ、来い』
不思議そうな顔をする黒子
『………教えてやる』
「!はいっ…!!」
「そういえば、藍咲君はバスケの経験者なんですか?」
『……まぁな。おい先生来たから前向け…テツ』
「!?…はい」
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リゼ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです。控えめに言って最高です!!更新大変だとは思いますが、頑張ってください。応援しています!!!! (2020年9月30日 13時) (レス) id: 5ef99ce401 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - この作品も更新お願いします。゚(゚´Д`゚)゚。 (2020年8月9日 21時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。続きの更新頑張ってください^_^ (2020年4月10日 3時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - めっちゃ面白かったです!やっぱり夢主最強は最高ですね!!!これからも頑張ってください応援してます(^^) (2020年3月19日 23時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - みなさん、コメントありがとうございます!これから少しずつ更新していきますのでよろしくお願いします!! (2020年2月12日 16時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2016年11月10日 21時