ヒョンの言葉〜キュヒョンside〜 ページ10
キュヒョン『思っていた以上って……?』
ソンミン『あの時 Aがいなくなった時…。彼女体調も崩しててそれにお前と上手くいかなくなって 挙げ句……ソヒョンの嘘だろ?
もうボロボロだったって。
死のうとしたって…そう言ってた……。』
俺は言葉を無くした。
ソンミン『お前がソヒョンと付き合ってるって言ってた…。僕は知らなかったけど本当?
Aとの仲にとどめを刺したソヒョンを本気で好きなわけ?僕には理解出来ないよ。』
出会った頃 生きている方が辛いと言ってたA。
生きる意味を見つけて 前向きになった彼女をまた追い詰めたのは……俺。
ソンミン『死のうとした時、ヒチョルヒョンと自分を探して助けてくれた人が 側に居てくれるって言ってた。Aは…お前が幸せになってくれたらそれだけでいいって。お前は…そんなふうに思えるか?』
キュヒョン『幸せに…?俺の幸せ……?』
ソンミン『お前はAとやり直したいって思ってるだろ?僕は違うと思う。Aを深く傷付けたなら もう一緒には無理だよ…。相手の事を思いやる位の器を持てるようにならなきゃ。自分の気持ちだけを押し付けるのは間違いだよ』
何も言い返せない。
ヒョンの言ってる事が充分理解できる。
やっぱり俺は何も変わっていない。自分の事ばかりだ。
ソンミン『キュヒョン……、現実から逃げるな。ソヒョンを利用するのは止めろ。自分自身を取り戻せ。
Aは言ってた…自分達がまた一緒になったら 悲しんで苦しむ人達がいるから 傍にいる人を大切にしてほしいって……。
わかるよね?自分がどうすべきか?』
キュヒョン『ヒョン…ありがとう。そして…ごめんなさい。
黙ってた事も心配かけた事も。
やっぱり俺は子供だよね。彼女の気持ちより自分が優先だった。そんな事もわかんないなんて…笑えるよ。』
改めてヒョンに言われて気付かされた。
ヒョンは辛そうに でも優しく微笑んでいる。
キュヒョン『Aの相手って……?』
ソンミン『それは誰か聞いてないんだ。』
自分の身勝手でソヒョンを傷付けた事も、利用した事も全て綺麗に清算して やり直そうとヒョンの言葉で決心した。
口にする不安〜ユノside〜→←彼女の気持ち〜キュヒョンside〜
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そらぞう(プロフ) - はい!楽しみに待ってます! (2014年5月15日 20時) (レス) id: f7e9c2c335 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - そらぞうさん» コメントありがとうございます。あとは、afterstoryの方でそれぞれのお話を書けたらと思ってます。キュヒョンとの絡みもあるかも?しれないですよ。 (2014年5月15日 18時) (レス) id: b16b47566a (このIDを非表示/違反報告)
そらぞう(プロフ) - ホントのラストですか…?お疲れ様でした~。私としてはきゅひょんさんとのラストを期待していましたが、こういう落ち着き方何ですね。長く追い掛けてきて何度も涙しました。ありがとうございました!! (2014年5月15日 16時) (レス) id: 62b339f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます。只今、ラストを下書きしています。何度も書き直してまして、まだアップできません。お待ち下さいませ。 (2014年5月15日 14時) (レス) id: 35097dfc61 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ここに来ての初コメです・・・とうとう終わりが来てしまいますね ライブの前日のようなドキドキを味わっています。とっても楽しませてもらいました ありがとうございます!! (2014年5月15日 14時) (レス) id: 01b01bc73b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kei3339/
作成日時:2013年12月15日 18時