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彼女の悩み ページ20

ヘビンとの約束を保古にしていた私は、衣装室で片付けをしていた彼女に声を掛けた。

A『ヘビン、この前の話しだけど…』

ヘビン『あ、うん。ここ終わったら帰れるけど、Aは?』

A『私はもうあがりだよ。どうする?どっかでご飯しながら話す?』

ヘビン『ん…。あんまり人に聞かれたくないんだよね…。』

その表情はかなり深刻そうで、深い悩みを抱えているのが見て取れた。

A『じゃあ、家来る?何か買い物して私の家で話そうか?』

ヘビン『だって悪いよ。私ん家にしよう。』

A『えー!あんたん家、会社からちょっと遠いんでしょ?いいようちで。(笑)終わったら声掛けて』

ヘビンの仕事が終わる間に、私は完全にOFFモードになる。

ヘビン『お待たせ。A?』(笑)

二人で帰り道に買い物を済ませ、マンションに向かう。

ヘビン『ねぇ。こっちってさ、お金持ちの住む地域じゃないの?A、あんたって何者?』

私は、そこに住む経緯を彼女に説明した。

ヘビン『ほんとにAって謎だらけよね。私の予想を遥かに上回ってるわ……』

半ば呆れたように話す彼女を横目に 軽く夕食の準備に取りかかる。

女二人、食事をしながらの会話は、お酒の力も手伝って徐々に核心に触れる際どいものになっていった。

A『で、ヘビンの話しは?好きな人の事でしょ?』

ヘビン『ん…。ある人に交際申し込まれて迷ってる。その人より私、年上だし…それに…』

たぶん相手は芸能人か…。

A『それに…相手は芸能人。でしょ?』

ヘビン『……なんでわかるの?』

A『ヘビンはその人の事好きなの?まぁ、好きだから悩んでるのか……。で、どうなの?』

ヘビン『……自信がない。私みたいな裏方に本気で好きだって言ってくれてるのか…。たくさんのファンに愛されて光を浴びてる人が、私みたいななんの取り柄もない女を選ぶわけないと思って…』

いつもの元気で強気な彼女は何処にいったのか…。私の目の前には、恋に悩むシオラシイ乙女が座っている(笑)

A『悩んで返事してないんでしょ?』

私の問いに、彼女は黙って頷いた。

あー、これはかなり深刻なのかも(本人には)と思う反面、不謹慎にも私の顔はニヤケていた。

ヘビン『A、らしくないでしょ?私がこんな相談するなんて…』

A『そんなことない。ヘビンも普通の女の子なんだなぁって…』(笑)

そんな二人の会話を遮るように、彼女の携帯が鳴り出した。

想い人→←ごめん…〜キュヒョンside〜



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そらぞう(プロフ) - はい!楽しみに待ってます! (2014年5月15日 20時) (レス) id: f7e9c2c335 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - そらぞうさん» コメントありがとうございます。あとは、afterstoryの方でそれぞれのお話を書けたらと思ってます。キュヒョンとの絡みもあるかも?しれないですよ。 (2014年5月15日 18時) (レス) id: b16b47566a (このIDを非表示/違反報告)
そらぞう(プロフ) - ホントのラストですか…?お疲れ様でした~。私としてはきゅひょんさんとのラストを期待していましたが、こういう落ち着き方何ですね。長く追い掛けてきて何度も涙しました。ありがとうございました!! (2014年5月15日 16時) (レス) id: 62b339f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます。只今、ラストを下書きしています。何度も書き直してまして、まだアップできません。お待ち下さいませ。 (2014年5月15日 14時) (レス) id: 35097dfc61 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ここに来ての初コメです・・・とうとう終わりが来てしまいますね ライブの前日のようなドキドキを味わっています。とっても楽しませてもらいました ありがとうございます!! (2014年5月15日 14時) (レス) id: 01b01bc73b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kei3339/  
作成日時:2013年12月15日 18時

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