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元ヤン?いいえ? 5 ページ21

宮城side


「いって」



『あっ、避けないでください、痛いですか、?』





目の前にしゃがみ込んだ流川の姫はこっちを向いた。


俺は仕方なく、痛いですかに頷いた。


Aちゃんは少し考えて、じゃあ、と腕を差し出した。


意図が読めない俺を差し置いて、Aちゃんは口を開いた。





『私の腕、掴んでて下さい



その代わり動かないでくださいね』





入ってくるなり華麗に一発を決めたAちゃんは、俺のもとに駆け寄ってきて、あらゆる後始末は任せて下さい、と耳打ちしてきた。



は?と聞き返してみては、Aちゃんはいいから、と笑った。



なるほど。



そう思って、珍しく素直に俺は腕を掴んだ。



消毒液が傷に染み込む。



思わず爪を立てて腕を握ってしまう。



Aちゃんは表情を少しも変えずに、顔から何から何まで、傷を手当してくれた。



暫く俺に爪を立てられたままだったAちゃんは笑顔で立ち上がって、よし、と言った。





『ごめんなさい、痛かったですよね?』



「いや…、こちらこそ、爪立ててごめん」



『つめ?』




Aちゃんは腕を見て、4つの赤い三日月型の跡を見て笑った。



白い腕に残るその痛々しさに申し訳なさが込み上げてきた。



同時に先公達への対処はどうするのかという今更な不安も出てきた。



しかしAちゃんは笑顔で口を開いた。





『大丈夫ですよ、先輩に大きな怪我が残らなくてよかったです』



「ありがと、怪我は大丈夫…。



それにしても、Aちゃんにも申し訳ないことしたな、」





そう言って眉根を下げて言えば、Aちゃんはハッとして首を振った。





『先輩、Aちゃんじゃなくて、Aでいいです。



というか、Aが良いです』



「え、それでいいの?」



『…はい、すみません、我儘言って』



「いや…、分かった」





Aちゃん…じゃなかった、Aは満足そうに笑った。

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シルビア★姉貴 - 雅城さん» またの機会に…☺️☺️😙😙 (4月2日 21時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 雅城さん» 分かりました。🙆🙆🆗大丈夫ですよ!!!!😃😃 (4月2日 21時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
雅城(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!他作品に注ぎ込んでしまいがちなので、ゆっくりでも今作をちゃんと更新していこうと思います…笑笑 強くて面白い夢主を書けるように頑張ります!笑笑 これからもご愛読お願いいたします!🙇🏻‍♀️ (4月2日 21時) (レス) id: 1bd3bd8c14 (このIDを非表示/違反報告)
雅城(プロフ) - シルビア★姉貴さん» シルビア★姉貴さま、大変申し訳ありません…、他作品のリクエストもいただくことが多いため、私自身の余裕がなくなってしまいました、一度承諾したにも関わらず申し訳ありません…! 合作、今回はお断りさせていただきます…!大変申し訳ありません…、 (4月2日 21時) (レス) id: 1bd3bd8c14 (このIDを非表示/違反報告)
りゆき - シルビア★姉貴さん» コメント欄はみんなのものですそうやって設定を相手に連投するんじゃなくて設定を考えてるなら自分で作品作ったらどうですか❓ (4月2日 21時) (レス) id: d926977b48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:浅流 | 作成日時:2023年9月24日 1時

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