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br視点
その日は、ごく普通の日だった。
いつもと違うところは、みんなが出かけてて僕一人だってとこかな。
長いこと暇つぶしにゲームをしていたが、ふと気になって洗面台に向かった。
鏡を覗けば、知らない男性が。
あれ？シャークんじゃ…ない？
そっと手を伸ばすと、全く同じ動きをしてくる。
手を触れても何も起こらない。
それどころか、同じ動きをしてくるし、着ている服とヘッドフォンも同じだ。
どういうこと？
この中は、僕の精神世界じゃなかったのか？
鏡について検索をかける。
嫌な予感がしたからだ。
案の定だった。
鏡とは、自身を映すもの。
つまり、ここに映ってるのは僕自身であって、精神世界ではない。
じゃあシャークんはどこへ…？
焦りと疑問で頭が埋め尽くされて息ができなくなる。苦しい。だれか……！
とっさにケータイを掴み、震える手で服歴の一番上を押す。
na『はいはい？どしたのぶるーく。』
息が苦しくて返事ができない。
na『なになに？過呼吸系声優？ww』
kr『ちょっ！変わってなかむ！』
na『えっ？えっ？』
kr『ぶるーく！大丈夫か！？』
ヒュッと音がしたからだろうか。
焦った声が聞こえる。
kr『みんな！帰るよ！ぶるーくが危ない！』
通話は切れていない。
早く…早く助けて…！
バタンと音がする。
やっと…帰って来てくれた…
kr「ぶるーく！
深呼吸しよう。吸って、吐いて。」
数分で落ち着いた。
咳き込んでしまったが、なんとかなったようだ。
br「ごめんきりやん。ありがと。」
kr「気にすんな。…どした？」
無言で洗面台に連れて行く。
みんなもついて来た。
前に立って鏡を指さす。
kr「え？なんで…ぶるーくが映ってんの？」
sm「まさか…あれか？」
na「え？どゆこと？」
kt「ぶるーく映ってて当たり前じゃ…」
きりやんにもそう見えるのか…
sm「早急に精神世界に行こう。想定どうりなら構わないけど、違ったらまずいことになる。」
この時僕は何も疑問に思わなかった。
kr「おっけ。じゃあ俺とぶるーくで行ってくる。他の人は…気にしないで。大丈夫だから。
スマイル、俺らの身体よろしく。」
sm「おう。」
kr「行くよ。ぶるーく。」
br「うん。」
僕らは鏡に手を触れた。
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紫推し - きっと、もう作者さんはこの画面見てないかな (2021年5月8日 18時) (
レス) id: 97dd167b20 (このIDを非表示/違反報告)
紫推し - 二重人格も良かった！スマイル、なんか隠してるなぁとは思ったけど…！あの展開は神。 (2021年5月8日 18時) (レス) id: 97dd167b20 (このIDを非表示/違反報告)
紫推し - 館のお話はお気に入りです！最高すぎた！\(//∇//)\このお話に巡り会えてよかったとさえ思いました (2021年5月8日 18時) (レス) id: 97dd167b20 (このIDを非表示/違反報告)
紫推し - 私の推しカプは、やっぱりやらかし組(nakamuスマイル)ですかね！ (2021年5月8日 18時) (レス) id: 97dd167b20 (このIDを非表示/違反報告)
紫推し - いやぁ…！好きすぎる！作者様に一生の感謝を…！ (2021年5月8日 18時) (レス) id: 97dd167b20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a Sky sort | 作成日時：2018年8月27日 13時
