話し合い ページ33
gr視点
兄さんは何処かに行ったが、話し合いをすることになった。
gr「さてと、まず、この事件の主犯に話を聞こうか。なあ、コネシマ。」
kn「…。」
ht「黙りね。まあ、黙秘権としておこうか。」
gr「じゃあ、ロボロに話してもらおうか。」
rb「はい。
えっと…この作戦を考えたのはコネシマです。
まず、俺が自作ウイルスをパソコンに流して、録画を止めました。そこから、コネシマがネオの部屋に入ってパーカーを取ってきて、それを着て機密情報を取りに行きます。
シャオロンがコネシマの姿を見ていたのは想定外でした。
で、とって戻って来たのをコネシマが見たことにし、ネオのせいにするつもりでした。
でも、みんながネオのことをかばうのは目に見えているから、頭のまわるショッピ君にそれっぽいことを言ってもらって、ネオがやったことを確信させるのが、俺たちの作戦でした。
あいつが自分から悪者を騙ったのはこちらとしては都合が良かったけど…
俺たちの目的は達成できなかった。」
gr「目的…とは？」
sp「ネオさんを悪者にして追い出すこと。
そして、前の我々に戻すこと。
俺らは騙されてたと思ってたから、みんなを元に戻して、あの頃の我々にしようと思ってたんすよ。
でも、あの人はそんなことしないんすね。
普通なら、俺らを庇ったりしないはずです。
あの人は…ネオさんは、本当にいい人なんすね。」
二人からは、後悔の目が見えるが…
あいつからは微塵も見えん。
さてどうするか。
gr「コネシマよ。何か言いたいことはあるか？」
kn「…………みんなは騙されとるんよ。
今、ロボロもショッピ君も、騙されとる。」
sp「まだ言うんすか？先輩。」
rb「今悪いのは俺たちだよ。
コネシマ、何が気に入らないの？」
kn「………全部だよ。」
sp「はぁー、何を心配してんすか。」
kn「………何？」
sp「先輩が心配してるのはみんなのことっすよね。でも、ここにいるやつらは心配しないとどーにもならないくらいのやわな奴等なんすか？
違うっすよね。
しっかり見てやってください。ほら。」
俺たちを見つめるコネシマ。
うーむ。なんだか恥ずかしいゾ。
コネシマの目に溜まっていく涙。
gr「心配しなくていいんだゾ。コネシマよ。」
きっといろいろ自分で抱え込んでいたのだろう。まったく、バカなやつだ。
sp「ま、今一番心配しなきゃなんないのはネオさんですけどね。」
さて、どこに行ったのやら。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「軍パロ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
a Sky sort(プロフ) - やなぎさん» あ、ありがとうございます！チッスチッス！頑張るんでこれからもどうか応援してやってください！ (2018年6月19日 7時) (
レス) id: bd67cabe36 (このIDを非表示/違反報告)
やなぎ(プロフ) - チッス！めっちゃこの作品おもろいですー！更新頑張ってくださいー！！！ (2018年6月19日 0時) (レス) id: 527e21d3c1 (このIDを非表示/違反報告)
a Sky sort(プロフ) - はらさん» すみません。忘れてました。すぐに外させていただきます。 (2018年6月11日 21時) (レス) id: bd67cabe36 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい (2018年6月10日 22時) (レス) id: 3014f9cfa6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：a Sky sort | 作成日時：2018年6月10日 22時
