最強の特級呪術師は四級のふりして生きている。 (ページ5)

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弐ページ5

夢主視点

「陸部の高木と西中の虎杖が勝負すんだよ！」

「種目は！？」

「砲丸投げ！」

しょうもないね。

ドッ

砲丸の転がる音がした。

「14m！」

お～!!

「スゲー高木全然現役じゃねーか！どーする虎杖！」

「ねえ、虎杖って有名なの?」

「眉唾だけどSASUKE全クリしたとか。
ミルコ・クロコップの生まれ変わりだとか」

「死.んでねえだろ」

「ついたあだ名が"西中の虎"」

「……ダサくない?」

うん、ダサい。

虎「ねえねえ、投げ方？よく分かんねえんだけど適当でいい？」

高「ん？まあこの際それでファウルはとらん
(すまんな。短距離選手のオマエに力勝負を挑んで…
だがこれで俺がどれだけ本気か伝わ(((

バビュンと野球投げで砲丸を投げて、
ゴィィィィンとサッカーゴールの端にぶつける。

wwパワー、エグっw真希と同じタイプだね。
あの…虎杖悠仁くん。
あの子、宿儺の指の残穢の気配を放ってる…
持って"たんだ"宿儺の指を。

虎「おっし、俺の勝ち」

30m弱、飛んだね。ゴリラじゃん。

「虎ってよりゴリラじゃない？」

「ピッチャー投げだったな…」

虎「じゃっ先生、俺用事あっから。ナイススローイング」

高木？の肩をぽんっと叩きそう言う。

あ～こういう性格の子好きだわ。素直で優しい子。

伏(凄いなアイツ。呪力なし。素の力でアレか。
禪院先輩と同じタイプかな…
……見てる場合じゃなかったな)

虎「ああっ！もう半過ぎてんじゃん！」

チリッと悠仁とすれ違ったとき気配が強くなる。

伏「！！！(呪物の気配！明らかに今強くなった！)
おいオマエ！って速すぎんだろ！！」

やっと気づいた。てか、足速っ！
ま、普通に追いつけるんだけどなあ。
恵いるし仕方ないかな…追いかけるのは辞めよ。

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虎「後は笑ってこんがり焼きます」

「言い方…！💦」

伏「虎杖悠仁だな」

見てるだけじゃつまんないなー…

悟に電話かけて出ていいか聞こ。

恵から離れたとこだし聞こえないでしょ。

プルルルル

五『何？どうしたの、炭奈。』

『ね、もう出ちゃ駄目？ずっと見てるだけじゃつまんない』

五『仕方ない、いいよ。けど』

『分かってるって』

プツンと電話を切る。