第41話 最初の一歩 ページ47
コウside
そのあとは皆で俺の家に帰り夕飯をとった
ラフコフの一味を捕え
シーランスさんを救い出せたことに対する打ち上げ
になるはずが
全員疲れ果ててすぐに眠ってしまった
もちろん俺も
そして朝を迎えた
それは俺とイサムの別れが訪れたということでもある
俺達は今
主街区転移門広場で見送りをしている
シーランス「本当にありがとうございました」
コウ「いえ、無事で何よりです」
シーランスさんからイサムに視線を変える
イサムは直ぐにでも泣き出してしまいそうなくらい
目に涙を溜めていた
コウ「お別れだな」
イサム「………はい」
俺はメニューウィンドウを開き
イサムとのパーティを解散させた
少しだけ寂しいような気がした
イサム「あ、あのコウさん!………もしも、コウさんが良ければ、また僕に剣を教えてください!」
瞳が揺れる
彼の瞳に映っているのは
スカイでもキリトでもない
紛れもなく俺の姿だ
ふとスカイの方をみた
彼女は笑って頷いた
こんな俺でも誰かの中で生きられる
誰かの中で輝ける
それを教えてくれたのは
コウ「ああ、勿論だ」
イサム「ありがとうございます!じゃ、じゃあフレンド登録してください!」
俺の初めての弟子だった
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綾女(プロフ) - すごくいい作品ですね。テュエルの続きが知りたいです。これからが楽しみにしてます。頑張ってください。 (2015年11月5日 17時) (レス) id: bfef2e3bb0 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン - 面白いデス!続き楽しみにしてます!! (2015年2月24日 19時) (レス) id: 60875863a5 (このIDを非表示/違反報告)
☆AKI☆(プロフ) - Kiritoさん» はい頑張ります!ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね! (2015年1月23日 14時) (レス) id: ef88a7389b (このIDを非表示/違反報告)
Kirito - 面白いですよ頑張ってくださいねー (2015年1月9日 16時) (レス) id: 829f4ce93c (このIDを非表示/違反報告)
☆AKI☆(プロフ) - 優姫さん» ありがとうございます。そう言ってくれてとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします (2014年10月13日 12時) (レス) id: 27ebbd83f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆AKI☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akihome/)
作成日時:2014年9月25日 22時