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第31話 深夜の特訓 ページ37

コウside

スキルタブから《索敵》をタップし
サブメニューを開く
そこにある《追跡》を選択
入力窓に【Isamu】と打てば
薄いグリーンの足跡が出現した

それを頼りにイサムの後を追う

コウ「こっちか」

足跡を辿るにつれて
先ほど立てた仮説に自信が生まれる
今では間違いないと思っている

しばらく歩けば広い草原に出た
そこは夜になると
やや強いモンスターがポップする

いわゆる穴場というやつだ

イサムはそこでモンスターと闘っていた

何匹も何匹もポップするたびに狩っている
HPは時々イエローになるが
すぐにPOTを飲んで回復している
そして回復すれば
またすぐにモンスターを狩っている

やはり思った通りだった

コウ「こんな夜遅くにレベル上げか」

声をかけると
イサムはすぐに剣を納めた

イサム「コウさん……?どうして」

コウ「お前が家を出るところを見たから、追いかけてきたんだよ」

イサム「そう……ですか」

コウ「少しこっちに来い。そこだと、またいつポップするかわからないからな」

イサムは返事はしなかったが
ちゃんと俺に着いてきてくれた

少し歩いて安全圏内の草原に腰を落とした

コウ「今日だけじゃないよな?」

イサム「………はい」

コウ「夜は危ないって前にも言ったよな?」

イサム「わかってます…。でも、僕は強くならなきゃダメなんです!時間がないんです!だから……!」

まただ
またあの瞳をしている

俺はどうやらこの瞳に弱いらしい

コウ「何故、そんなにも強さを求めるんだ?」

イサムは少し考える素振りを見せた
そしてすぐにまた口を開いた

イサム「長くなるかもしれませんけど、良いですか?」

俺が頷くとイサムは語り始めた

第32話 イサム→←第30話 奇行



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綾女(プロフ) - すごくいい作品ですね。テュエルの続きが知りたいです。これからが楽しみにしてます。頑張ってください。 (2015年11月5日 17時) (レス) id: bfef2e3bb0 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン - 面白いデス!続き楽しみにしてます!! (2015年2月24日 19時) (レス) id: 60875863a5 (このIDを非表示/違反報告)
☆AKI☆(プロフ) - Kiritoさん» はい頑張ります!ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね! (2015年1月23日 14時) (レス) id: ef88a7389b (このIDを非表示/違反報告)
Kirito - 面白いですよ頑張ってくださいねー (2015年1月9日 16時) (レス) id: 829f4ce93c (このIDを非表示/違反報告)
☆AKI☆(プロフ) - 優姫さん» ありがとうございます。そう言ってくれてとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします (2014年10月13日 12時) (レス) id: 27ebbd83f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆AKI☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akihome/)  
作成日時:2014年9月25日 22時

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