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「なぁ、お前前はもっと高飛車な態度じゃなかった?俺たちに対して。なーんか、この間と全然人がちがうよ?」

じーっと眺められるのはなんというか、気分が悪い。しかも舐めるように見てくるから余計に。

「お前、本当に香田綾奈?」


香田綾奈ーそれは私の妹の名前だ。

「わ、私…柳A…。香田綾奈は妹…。」

絞り出すように目の前の銀髪の男にそう告げれば、「はぁ?」と怪訝そうに眉を寄せた。

「紛らわしい顔しやがって。なに、お前。ちょークリソツなんだけど。何、整形でもしたの?妹の顔になりたくて?」

いくらなんでも、私の顔に不満があったとしても憧れる妹の顔にしようとは思わない。というかまず、私にはそんなお金はない。

今だって父親と2人、細々と傘を売りながら毎日食べていけるかどうかのギリギリの生活をしているのだ。整形するお金があるのならもっといいものを父親と一緒に食べたい。

もはや私の願いと言っても過言ではないくらいだ。

「ふ、双子…なんです。一卵性双生児…。」

そもそも、双子には一卵性双生児と二卵性双生児の人がいる。一卵性双生児は字から分かる通り、1つの卵から分かれて2人できるのが一卵性双生児、二卵性双生児は2つの卵によって、2人できる。

だから一卵性双生児はDNAも血液型も性別も一緒。顔がそっくりになるもの当たり前なのである。

だけど、私と妹は随分性格はかけ離れていたみたいで、引っ込み思案な私と対照的に妹は確かに少し高飛車なところがあった。活発で異性からも同性からも好かれやすい。

「双子…双子か…。あ、じゃあやっぱ人違いだったんだな。すまねぇ。まあ、でもちょうどいい、これ、妹に渡しといてくれよ。」

「ほれ。」とまた見せられた、それ、そう大きなダイヤモンドのついた指輪。わあ、なんども見ても私が拝めるものではない。ここは妹に感謝した方がいいのだろうか。

だけど…

「す、すみません…。私からそれはお渡しできません。」
「…なんで?ていうか、妹の方はやけに羽振りが良さそうな格好してやがったが、お前はなんというか…普通だな。」

ああ、気を使われたかもしれない、そう思った。だってさっきも言ったみたいに私の生活はそんなに裕福、普通でもないから。

着物だってつぎはぎだらけだ。

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(プロフ) - 雪華さん» 是非、私の勝手な都合で書いている短編集を読んでいただけると幸いです。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 雪華さん» おそくなり、すみません。私は自分の好きなようにお話を書いておりまして、お願いされる形で書くのは正直読んでくださっている読者様方をがっかりさせそうで自信がありません。ですのでそう言ったお願いはできかねます。申し訳ありません。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボールのキャラ×18歳のメイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンは悟空達の仲間で子パンダのシャオメイと一緒で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2019年1月15日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年9月17日 0時

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