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手【坂田銀時】1 ページ32

差し出されたそれに、私は戸惑いを隠せなかった。キラキラ光ってとっても綺麗なのは分かるけど、一体こんなものどうしたのだろう。

「ほら、お前が言ってたのこれだろ?」

めんどくさそうに鼻をほじりながら私にそれを渡してくる。だけど私は見覚えがない。いつ頼んだのだろう。

「受け取らねーのか?」なんていう彼は箱の中身と私の反応を見比べてもしかして違う?と焦り出した。

そもそも違う、違わない、の判断が私には全く分からない。こんな高いもの、初めて見た。…いや、高いのかも分からないけど、きっと高いんだと思う。

だって、生まれて初めて見たんだもの。分からなくても当然だと思う。

「あの…」
「やっぱ、神楽が言ってたこと間違ってたんだな…あいつ、自分の目に間違いはないとかなんとか言いやがって…」

おずおずと切り出す私の事は見えてないみたいに自分の世界にぐるぐると入り出した彼。ど、どうしよう、と同じように私も焦り出す。

で、でも高そうなこんな綺麗なものをもらえるのならば、貰っておいた方がいいのだろうか。いやいや!そもそもこれは新手の詐欺⁉

目まぐるしく頭をよぎる不安は募るばかりでとうとう声も出せなくなった私。俯いていればひゅっと彼の目が覗き込んでくる。

「ひっ!」

小さく悲鳴をあげて後ずさるけど、彼はそんな事これっぽっちも気にせず、「ひでーなー、依頼人に。」と呟いた。

「すすすすすすみません!」
「す、多くない?」
「もももももももももも申しわけないです!」
「も、多くない?」

もうどうしたらいいのだろう、と青ざめていれば、彼は何か気がついたのか、それとも思い出したのか、「おかしーな。」と言い始めた。

私は最初からそう思ってる!

だって、





この人誰ー

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(プロフ) - 雪華さん» 是非、私の勝手な都合で書いている短編集を読んでいただけると幸いです。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 雪華さん» おそくなり、すみません。私は自分の好きなようにお話を書いておりまして、お願いされる形で書くのは正直読んでくださっている読者様方をがっかりさせそうで自信がありません。ですのでそう言ったお願いはできかねます。申し訳ありません。 (2019年6月2日 13時) (レス) id: 97c0d12c03 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボールのキャラ×18歳のメイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンは悟空達の仲間で子パンダのシャオメイと一緒で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2019年1月15日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年9月17日 0時

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