【過去編�◆杙暗� 実 ページ30
.
数日後。
Aは学校にいた。
しかしどこか様子がおかしく...？
『や、やめて離して...』
生1『へへ...いいだろ、別に。オラこっち来いよ』
生2『黙ってついて来いよ』
生徒1がAを強引に引っ張って人気の無い所に連れて行くと、生徒2が制服のブラウスをいきなり破いた。
Aは誰かに気付かれるのを恐れているのか『ゃ、めて...』と小さな声でしか抵抗しなかった。
生1『そんな声じゃ誰も来ねーよ(笑』
生2『だよな(笑』
『！？嫌...やめ...ｯ』
すると、生徒2がAを押し倒し、Aの脚の間に自身の足を挟み込ませ足を閉じさせないようにしたようだ。
それにAは更に恐怖し涙を流し始める。
だが発せられる声は相変わらずか細いもので、誰にも、そして何処にも響きそうにないものだった。
？『おいお前ら！！何してんだ！』
生1『やべェ、来たぞ！』
生2『そんな事言うな。逃げろ！』
？『おい、お前ら.........って、大丈夫か！？お前！』
生徒2人を追いかけようとしたがAを見つけた途端止めたその人物。
その人物はAをジッと見つめるとそう声をかけ、自身の制服の上着をAに着せ、抱き寄せる。
？『大丈夫か！？すぐ病院に...』
がしっ
『病院は、やめて...怒られちゃう...』
？『何言ってんだ！行かなきゃその怪我、悪化したら大変な事に
『いい、の...このくらい、慣れてるから...』
？『(慣れてる...？て事は、普段から暴力を受けている...？)
...とにかく、安全な場所に避難だな。着いて来れるか？』
Aは横に首を振る。
その人物は『そりゃそっか...』とボソッと呟くと、『...俺は三田 実。お前は？』と問いかける。
『お前...ｼﾞｬﾅｲ...違う、違う...
...ぁ、私の名前は...その...三月 A...です』
三『(最初の方の言葉、やはり普段から暴力を受けてるのはほぼ間違いない...だとすると、身内...か？それより)
A...良い名前だな！
っと、早く避難しなきゃなんだよな...さあこっちに』
抱き寄せるのをやめると、今度はAの横に並び一緒に歩き始める。
三『...行く所は、ちょっと怖い奴らがいるかもしれないが、大丈夫だ。お前を否定したりする奴なんていないさ』
『そう、なんですか...？』
三『ああ。奴らがAを怖らがせたら、俺がビシッと言ってやるからな！』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零慈-ﾚｲｼﾞｰ(プロフ) - お暇さん» った感じです(字ィ切れちゃいました、すみませんm(_ _)m)。ほかには何かありますでしょうか？ (2021年9月11日 2時) (
レス) id: 7e38777eeb (このIDを非表示/違反報告)
零慈-ﾚｲｼﾞｰ(プロフ) - 髪型的に基本的には前髪なしの状態なので、所謂横髪の一部を白に染めその部分だけを前髪のように前に垂らしてる..といった感じですね(分かりづらくてすみませんm(_ _)m) 服装はブレザータイプの制服になるんですが、ブラウスの代わりにフード付きパーカーを着ているとい (2021年9月11日 2時) (レス) id: 7e38777eeb (このIDを非表示/違反報告)
零慈-ﾚｲｼﾞｰ(プロフ) - コメントありがとうございます！早速来てくれるとは思いもしませんでした..m(_ _)m まとめますので少々お待ちいただけると助かります！ (2021年9月11日 1時) (レス) id: 7e38777eeb (このIDを非表示/違反報告)
お暇(プロフ) - イラスト集の方で先程依頼を承った者です！！ (2021年9月11日 1時) (レス) id: 6e553460dd (このIDを非表示/違反報告)
お暇(プロフ) - 夢主ちゃんの設定見させてもらったんですが、髪の一部を白くというのはどの部分なのでしょうか？それと服装も教えて欲しいです！(出来れば詳しくお願いします) (2021年9月11日 1時) (レス) id: 6e553460dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零慈-ﾚｲｼﾞ- | 作成日時：2021年8月31日 3時
