今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:20,927 hit
小｜中｜大
→ ページ25
「…Aさん、頑なに私たちの後ろで着いて歩かなくても良いのですよ？今日はもうメイド長という役職はないのですから」
「エーミール参謀長官様、役職がなくても私は国民です。国民は幹部の皆様に安全を頂いている身でから、前を歩くなど不敬罪に囚われてしまいます」
「Aさん、なら今日僕達も半休取って役職を無くしてくるよ。それなら国民でしょ？だから隣で一緒に歩こうよ」
「そんな、ひとらんらん海軍大臣様。そこまで手を煩わせなくても」
「その手がありましたか！少し待っててくださいね」
そう言うと、エーミール参謀長官様とひとらんらん海軍大臣様は走って書記長室の方向に向かわれた
｢少し待っててくださいね｣か、こんな廊下の真ん中にいては通行の邪魔ですよね
廊下の端に寄ろうとする
「なんや、メイド長か。アリスちゃんかと思って話しかけたのに」
水色の貴方はそう言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：稲荷狐 | 作者ホームページ：https://twitter.com/touka__kitsune?s=09
作成日時：2020年3月3日 15時
