オリジナル【意味怖】

「私達、友達でしょ？」 ページ29

私には友達がいる。
その子は自己否定が強い。
何をするにもどうすればいいのか
すべて私にどうしたらいい？時いてくるし、

「どうせ私なんか･･･」
が口癖である。

その子には何回も言うようにする。

「私達、友達でしょ？」これも彼女の口癖。何か不安なことがあるたびにうるさいほど言ってくる。
『うん。そうだよ。』と私はいつも返す。めんどい。

そんな彼女も自サツ未遂をした。


なぜ自サツしたかわかる。


だって、
『なんにもできないやつが生きてる価値なんてないっつーの！！！w
ねぇ、だからさっさっと死んで？』
「･･･うん。私ちゃんが望むならいいよ。私、私ちゃんがいなきゃ生きていけないの！！どうしたらいいか自分で決めていいかわかんないの！！」

可哀想にw
自分が操られてることを知らずにね。

私の好きな人はいつもあいつを好きになる。彼氏も。
ずっとうざかった。

私はモテる。
だからこそ、気にくわない。
私よりも冴えないあいつが私のものを奪うのが。

私は、自分が気にくわないやつは自サツを誘導することをしていた。
前にも自サツしたやつがいる。
あいつに顔が似てた気がするが、
どうでもいい。

だから、マインドコンとロールした。

私が言ったことが正しいことになるようにし、逆に自分のやる行動をダメだと思い込ませる。
そうしたら、私に頼るしかできなくなる。
私の言うことが全てになる。
あいつにとっては神みたいなもん。
ようするに、私の操り人形。

そいつが退院してきてこういった。
「私、私ちゃんがいったとおりにしようとしたのに、出来なくてごめんね。私ちゃんが言うことは正しいのに。」

『しょうがないよ、まだチャンスあるってば！』


そいつが笑った気がした。

濁った光のない目をしてこう言った。

「うん。ﾌﾌｯ
ねぇ、私ちゃん･･･死んで？」
『･･･は？お前何いってるの！？
お前が死ねよ！？』
「･･･何で？」
『何でって･･･』









「私達、友達でしょ？」









[えー、皆さん残念なことに我がクラスの私さんが昨夜飛び降りをして。]

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