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cap21 ページ22

<コード>

LEVEL1を走り回る。

紅蓮地獄からLEVEL2に行けた筈だ。

ちなみに、インペルダウンのLEVEL1〜LEVE6までの見取り図は全て頭の中に入っている。

生まれつきの障害のおかげであった。

まぁ、この障害のせいで嫌な事も忘れられず、散々な目にあってきたのだが。

「…ルーウ、お前、イワンコフを知ってるのか??」

紅蓮地獄にある大穴を落下する途中、そんな事をルーウに聞いてみた。

さっき、あの変態野郎と言っていたのを思い出したのである。

「…あの変態野郎の名前をもう二度と出さないで下さい。本気で怒りますよ??」

どうやら、ルーウのトラウマを思いっきり抉ってしまったらしい。

「…ごめん」

「分かれば良いんですよ、分かれば」

ルーウの青ざめた顔は元には戻らなかった。

一体、何があったんだよ。

トスッ、という音をたてて着地する。

「此処がLEVEL2…えーっとLEVEL3への道は…って、んん??」

地面に大きな影がいるのに気がつき、冷や汗を垂らす。

「主、かなりやばい状況です。後ろに鶏と蛇を合体させたような物凄い巨大生物がいます」

「バジリスクの事言ってるんだよね、それって」

此方を獲物を見つけた虎のような目で見てくるバジリスクを見て溜め息をついた。

ねぇ、君って鶏から産まれたんだよね??

あの身長50cmぐらいの鶏から。

どうやったら産まれるんだよ、こんな珍獣。

「逃げる??それとも戦う??」

「戦った方が良いかと思いますが…。あくまで個人的な意見として」

うん、僕もそう思う。

「ギャアギャアッ!!!」

刀を抜いて構えた瞬間、バジリスクが奇声を上げて襲いかかってきた。

っていうかバジリスクが持ってる鶏の要素って、羽ぐらいだよね。

こんなの産む鶏なんて飼いたくないなぁ。

切実に。

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作者名:LIMONADE x他1人 | 作成日時:2015年11月23日 11時

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