貴方が居る日常 (ページ2)

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子犬では無くカワウソみたいな彼を拾いました。ページ2

私side

彼と会ったのは少し肌寒くなった秋…。

『何してるんですか…？』

「俺の事…？」

『貴方以外居ないじゃ無いですか…、』

「見て分からんか？寝てんねん…、」

『風邪引いちゃいますよ…、』

「やって…住む所無いし…ほんなら君俺の事拾ってみいひん？」

「A…A、」

『ぁ…ん？何？』

「ぼーっとしてたで？どないしたんや？」

『あぁ…濱君と会った時の事思い出しちゃった…、』

「えー…ほんまに？恥ずいやん/////あの頃は売れて無かったし…お金払われへんくて追い出されたもんなあの時…Aに拾われて良かったわ…笑」

『もう笑ちょっと…笑でも私濱君と会えて良かったよ？』

「…っ、A…ほんまにありがとう…今の俺があるのはAのお陰やでほんまにありがとうなぁ…？」

『こちらこそだよ…私濱君と会えて無かったらお笑い…こんなに好きになれ無かったし…ありがとう…、』

と目が合いキスを交わす…。

幸せ…。

…私が拾ったのは子犬では無く…カワウソみたいな屈託の無い笑顔で笑う濱家隆一という男…だけど夜は…、、狼かもね…笑

END。