新人ですけどなにか？

13話 ページ14

『…っと言うことなんですが…バイトどうにかなりますか？』


「そうね、分かったわ。16:30からってなっていたけど17:30からお願いできる？」


『はい！任せてください！』


「頼もしいわ。それじゃあ部活、楽しんでね」


『ありがとうございます！』


ふぅ…これでバイトはどうにかなりそうだ


流石に休むわけにもいかないしな〜…生活費の問題があるし…


『明日は部活あるけど最初はそんなにないって言ってたし…頑張って両立するか〜』


時間も時間だし寝よ〜…おやすみ〜ｽﾔｽﾔｧ





＿＿次の日の放課後


『こ、こんにちは…！』


「あら、Aちゃん。いらっしゃい」


あ！昨日の部長さん！


『ど、どうも！』


「早速で申し訳ないんだけど1回楽器吹いてみてくれる？」


『は、はい！』


ひょえ〜久しぶりだから緊張するな〜…


とりあえず中学で練習した成果を今ここで出さないと！


『い、いきます…！』


大きく息を吸い込んでそれを楽器に入れた


＿＿＿＿♪＿＿＿＿♪＿＿……



『ふぅ…』


な、なんとか吹き終わった〜


まぁまだまだ全然上手いとは言えな…え？


な、ななななんで皆さん固まってんだ…！？


『あ、あの！そんなに上手くないのは分かってますが…その〜…』


「いや…Aちゃんめっちゃ上手じゃない！」


………え？



「クラの高音も低音も綺麗に出てるし！」


「連符も指すらすら動いてるし！」


「もしかして天才児！？」


え、ええぇぇぇぇぇええ！？


その後先輩達からどんな練習したの！や、なんでそんなに音域広く出るの！などうちの方が後輩なのに色々聞かれてしまった


も、もうコワイよ〜………

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