笑っていて欲しくて。６ーRyota.kー

２５０ 夢主side ページ8

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悪さはバレる前に！

ということであれから２日後



やって来ましたハイローの現場っっ！！









『すごいセットだなぁ』









どこもかしこも

程よく壊れていて



その廃墟具合がなんともたまらない









佐野｢マジで来た｣


『お邪魔します』


白濱｢Aちゃん〜！｣


関口｢亜嵐君安定にキモイね｣









事前に連絡をしていた為

鬼邪高校の門前まで来てくれた3人



亜嵐君に至っては入りじゃないのに来てくれたらしい









『いいなぁハイロー！私も出たかった』


佐野｢世界観似合わねぇ(笑)｣


関口｢出るならどんな役？｣


『全てを牛耳るボス』


白濱｢想像以上にでかい所きた｣









SWORDも九龍も

全ては私の掌の中とか


めちゃくちゃ楽しそうな役だよね






想像しただけでワクワクしていたら


｢浮かれすぎ｣


って笑いながら玲於君に頭を小突かれた









白濱｢どっから周る？｣


佐野｢岩さんと臣さんは今撮影中だろうけど｣


『目の前にあるから鬼邪高からで！』









我ながら順調な道を歩んできた方だから



本当に壊れないのかな

ってくらいオンボロの校内を歩いると



ひたすらに高揚感が抑えきれない





そんな中見つけた見知った顔









『前田さん！』


前田｢あれ、Aちゃんじゃん！｣


『すごい！久々です！』


前田｢久しぶり！どうしたのこんな所に？？｣


『見学に来ちゃいました！』









センター分けメガネ姿の

鬼邪高校全日制、轟洋介役の前田公輝さん！









関口｢そこ面識あったんだね｣


前田｢デスノートの時にね！

敵だったから現場ではあんま話せなかったけど｣


『ハイローだとすごい印象変わりますね』


前田｢Aちゃんこそプライベートだとアイドル要素ゼロだね｣


『アイドルじゃないですもん(笑)』








そんなこんなで少し会話を交わして


視線は若干避けていた隣の2人へと









佐野｢何緊張してんだよ｣


『いや、初対面だから･･･。』


佐野｢出たコミュ障｣


白濱｢ほら、2人もなんか言いなよ｣


鈴木｢いや、俺達は･･･｣


龍｢う、うん｣


関口｢取り敢えず自己紹介したら？｣









メンディーさんの言葉で

緊張状態のまま3人で向き合う








鈴木｢鈴木昴秀です｣


龍｢龍です｣


『椎名Aです』



前田｢空間が渋滞してる｣

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