笑っていて欲しくて。６ーRyota.kー

２４９ 夢主sideーハイロー編ー ページ7

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桜が舞う4月

椎名Aは通信高校に転入し




年に4日登校

あとはレポート



という時間の自由の効く生活を始めていた









『レポート終わりー！』


白濱｢いぇーい！｣


小森｢おつかれーいっ！｣









GENEの楽屋にお邪魔して

亜嵐君に英語を教えてもらいながら


本日の課題は無事終了









白濱｢にしても制服姿もうみれないのかぁ｣


中務｢それ何十回目｣


白濱｢目黒高校なら融通効いたのに！｣


小森｢お！まさかの後輩になるやつ！｣




『うんう。今後はそんな余裕すらないんだって』


佐野｢真顔でとんでもないこと言ったぞ、こいつ｣









違いますよ

どうにもならないから吹っ切ってるんです









片寄｢そもそも今までの仕事量で全日制って方が無理あったんだって｣


数原｢もうちょい早めに編入決めた方がよかったんちゃう？｣


『折角受かったからには1年は続けたかったから！』


数原｢ううぅ健気な子やぁ｣









なぜだか突然泣き出したおじさんは放っておいて



実は本日

あるお願いをするために来ました









『玲於くん、亜嵐くん、メンディーさん』


「「？？」」


『私はハイローの現場に行ってみたいです』


「「？？？？？」」









言葉を放ったにも関わらず

わけが分からないといった様子の3人









佐野｢勝手にこればいいじゃん？｣


白濱｢知り合いたくさんいるし大丈夫だと思うよ？｣


関口｢そもそもAちゃんに時間があるなら、だけど｣




『言ったね？？』









しつこく確認を取ろうとする私に

気にした様子もなく首を縦に頷く3名









マネ｢Aちゃん片寄君、そろそろ行くよ」


『はーい！じゃあ今度遊びに行くね！』









任務遂行が叶ったので

葉月さんに呼ばれて立ち上がり



満足気に涼太君と楽屋から出ていく









片寄｢A、何か企んどるやろ｣









一番時間を過ごす時間が長いからなのか

元々勘が鋭いからなのか


涼太君には色々とバレバレだったけど









『ん〜？』


片寄｢うわっ絶対その顔そうや｣


『ふふっ、皆には隠しといてね？』


片寄｢いいけど。危ないことだけはしちゃいかんよ｣


『りょーかい！』









あー、楽しみだな♡

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