笑っていて欲しくて。６ーRyota.kー

２６９ 夢主sideー開幕編ー ページ27

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マネ｢･･･すんごい花束ね｣









ツアー初日

飾られた関係者各所様からの花束に


流石の敏腕マネージャーである葉月さんも顔を引き攣らせた









マネ｢一体何百人から送られてきてるんだか｣


『近しい人達には断ったんですけどね、』









ドラマや映画、番組でお世話になった共演者さん



お気持ちだけって言ったのに

誰一人として聞いてくれる人がいなかったおかげで


有難いことにも廊下がすんごいことになっている









マネ｢まさにフラワーロードね｣


『ウェディングドレス着なきゃ』


マネ｢それはバージンロード｣


『惜しい！』


マネ｢ロードしかあってないじゃない｣









最後があってればもうそれは正解なのですよ

それが椎名流ですから









マネ｢にしても全公演関係者席の増席なんて聞いたことないわよ｣


『特に本日(東京)は素晴らしい！』


マネ｢威張って言うことじゃない｣


『だって来て欲しい人たくさんいたんですもん』









8都道府県。計24公演


とても名誉なことだけれど

それでも呼びたい人を呼ぶには少なすぎるくらいだ




それに芸能人の方は東京在住だから

どうしても人が集まっちゃうんだよね
















登坂｢お、思ったより緊張してねぇじゃん｣


岩田｢おつかれ〜｣









葉月さんと話しながら

楽屋にてウォーミングアップをしていれば


開いた扉から顔を出した二人









『臣くんに剛くん！』


AKIRA｢俺もいるぞ〜｣


『AKIRAさんまで！お久しぶりです！』


登坂｢衣装姿見れると思ったけど着替えまだだったかぁ｣


『フライングNGだよ〜！』









不思議と緊張は感じていなかったけど



3人の顔を見た途端

少しだけ気持ちが落ち着いた気がするのは


無意識のうちに緊張してた証拠だろうか









岩田｢楽屋に来たのは俺達だけだけど、他にも結構来てるんだよ｣


『え！そうなの?!』


岩田｢EXILEからは啓司さん、大樹、世界

三代目からは健二郎さん、ELLY

GENEからは玲於は、隼、裕太。かな？｣


『わっ！みんな忙しいのに嬉しいなぁ』


岩田｢あ、あとHIROさんもいる｣


『･･････。一気に緊張』




AKIRA｢Aなら大丈夫だ！｣


『私、AKIRAさんの根拠の無い自信結構すきですよ』


AKIRA｢･･･お前、それ若干貶してんだろ｣

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